9.爆買(mǎi)い 

　日本の2015年の「ユーキャン新語(yǔ)?流行語(yǔ)大賞」で、中國(guó)人観光客の豪快な買(mǎi)い物を形容する「爆買(mǎi)い」が大賞を獲得した。 

　「爆買(mǎi)い」という言葉が日本でブームになった発端は2015年の春節(jié)だ。中國(guó)人観光客は驚くべき集中消費(fèi)現(xiàn)象を巻き起こし、買(mǎi)い物の1人當(dāng)たりの平均額は17萬(wàn)円を超え、消費(fèi)総額は60億元（約1120億円）に達(dá)した。中國(guó)で「黃金週」と呼ばれる10月の國(guó)慶節(jié)休暇では、40萬(wàn)人の中國(guó)人観光客が7日間のうちに日本で100億元（約1870億円）を使い、日本に真の「黃金週」をつくり出した。彼らが日本製の溫水洗浄便座や炊飯器を狂ったように購(gòu)入する現(xiàn)象は中日メディアに大々的に報(bào)道された。統(tǒng)計(jì)によると、中國(guó)人観光客の日本滯在期間中の平均支出額は2萬(wàn)5000元（約47萬(wàn)円）だという。 

　「爆買(mǎi)い」は中國(guó)の強(qiáng)大な購(gòu)買(mǎi)力が日本経済に與える重大な影響を反映している。もう一方では、日本ブランドに対する中國(guó)人の內(nèi)心の信頼度も反映している。面白いのは中國(guó)人観光客が「爆買(mǎi)い」する日本製品のうち、中國(guó)製が少なくないことだ。このため「日本ブランド＋中國(guó)製造＋中國(guó)人の爆買(mǎi)い＝日本の黃金週」の公式が2015年の中日経済の奇妙な情景をつくり出し、両國(guó)経済の相互依存と密接不可分の現(xiàn)狀を深く映し出した。