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竹澤真利さん「殘すこと、伝えること」
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· 2019-07-30 · ソース:人民網(wǎng) |
タグ: ボランティア;若者;中日交流 | ![]() 印刷 |
長年にわたり、中國ではごく普通の、愛らしい日本の若者たちが常に活躍してきた。彼らは自身の知識(shí)と熱意を中國の地に捧げてきた。彼らの中には社會(huì)人になったばかりの若者もおり、中國語もほとんど話せないものの、努力と楽観的な姿勢で、異國の地で人としての価値を?qū)g現(xiàn)させようとしている。日本國際協(xié)力機(jī)構(gòu)(JICA)が中國に派遣するボランティアたち、それがこうした若者たちだ。ボランティアたちは通常、1~2年間中國に滯在し、そのほとんどが條件的にも厳しい遠(yuǎn)隔地や貧困地域へと派遣され、そこで教育や醫(yī)療といった業(yè)務(wù)に従事し、現(xiàn)地の人々と一緒に生活する。人民網(wǎng)日本語版では「中國の日本人ボランティア」コンテンツにおいて、こうした日本人ボランティアたちが中國で経験したエピソードや思いを紹介する。
今回紹介するのは、前後2回にわたって中國で日本語教師として活動(dòng)した竹澤真利さんが、今回の活動(dòng)で感じた1回目とは異なる所感だ。「青年海外協(xié)力隊(duì)」の隊(duì)員として中國に戻ってきた竹澤さんは、「現(xiàn)地の人々と共に暮らし(同生活)、共に働き(同工作)、共に考える(同思考)」という「三同主義」の理念を?qū)g踐し、授業(yè)以外でも中國の人々との交流を積極的に行った。そして協(xié)力隊(duì)としての任期終了を前にした竹澤さんは、何を殘していくべきか、何を伝えていくべきかに気づくのだった。
5年前のちょうどこの時(shí)期だっただろうか、私は中國のある大學(xué)で「外教」として學(xué)生たちが會(huì)話練習(xí)する姿を見守っていた。授業(yè)後にクラスの集合寫真を撮った後、ある學(xué)生が教務(wù)室へ向かって歩いていた私に「最初は日本語に興味がありませんでしたが、先生のおかげで、だんだん日本語が好きになりました。ありがとうございます。」と言ってくれた。だが、殘念なことに私はその數(shù)か月後に日本語教師を辭め、日本へ帰國した。日本で再就職先の職場へ向かっていたある朝、ふとその學(xué)生のことを思い出した。そんな時(shí)、青年海外協(xié)力隊(duì)をウェブサイトで見つけ、複數(shù)あった各國の日本語教師大學(xué)派遣の中から中國の湖南大學(xué)を志望した。
正直、前回中國にいたとき、中國人のある程度の習(xí)慣や言語にも馴染めた面もあれば、理不盡だと思う経験もあった。一般的に「中國に2、3年も住んでいれば、中國のことはわかってくれている」と言われることもあったが、結(jié)局、両國に優(yōu)劣をつけるという考えしか持てていなかったような気がする。中國での生活は體験できたものの、中國に対する偏見は拭い切れなかった。
青年海外協(xié)力隊(duì)の理念に、「三同主義」、現(xiàn)地の人々と共に暮らし(同生活)、共に働き(同工作)、共に考える(同思考)、というのがある。今回、「青年海外協(xié)力隊(duì)」として中國に戻ってきた私は、この理念を?qū)g踐し、授業(yè)以外での中國の人々との交流も積極的に行った。
よく人は「中國人はこう」や「日本人はこう」という言葉にとらわれ、すぐカテゴライズしてしまいがちになるが、中國では日本以上に広い範(fàn)囲で人、もの、文化が國內(nèi)で入り混じり、國內(nèi)規(guī)模でのグローバル化が起きている。その中で大學(xué)入學(xué)後に新しい場所で生活を始める學(xué)生たちの話や現(xiàn)地に出稼ぎに來ている方の話を聞くと、慣れない環(huán)境でストレスと戦ったり、楽しみを見つけたり、一方で勉學(xué)や仕事などの拘束が生活にはあって、自分なりの生活スタイルを模索している。たくさんの中國人の方と觸れ合い、彼らの生活を見て、一人ひとりの色が感じ取れるようになった。何気ない毎日の生活に加わり、私自身も彼らとともに奮闘してみた。やはり経済発展の中で改革真っ盛りにある中國の生活は以前よりも一層時(shí)間の流れが速くなっていた。平凡な毎日を送り、たまに顔を上げて、自分が日本人であることをふと思い出し、客観視してみる。「これ、日本だったらやっちゃいけないとか言われるんだろうな」と思うと、ルールに弱いと言われる日本文化から抜け出せたようで、にやりとしてしまうこともある。そうやって、自分が変わっていくのを?qū)g感していた。
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