10.続く中日の映畫分野における交流
?北京國際映畫祭
第8回北京國際映畫祭が4月15日から22日にかけて北京で行われた。今年の同映畫において日本映畫のノミネートはなかったものの、「日本映畫週間」と「日本?新潮」などの関連イベントにおいて優れた日本映畫作品が集中的に上映された。また映畫史上で世界中に大きな影響を與えた巨匠を稱えたプログラムにおいて、黒澤明監督のフル4Kデジタルリマスター版の「羅生門」と「七人の侍」、「夢」、伊丹十三監督の「タンポポ」が上映された。このほかにも山崎努と樹木希林が主演した「モリのいる場所」が北京國際映畫祭開催期間中、世界で初上映された。
また、4月15日から22日にかけて行われた「2018北京?日本映畫週間」では日本の最新作や話題作の「今夜、ロマンス劇場で」と「栞」、「ケアニン~あなたでよかった~」、「ユリゴコロ」、「不能犯」、「忍びの國」の映畫6作品が上映された。
?東京國際映畫祭

東京で25日に開幕した第31回東京國際映畫祭では、多くの中國語映畫が各部門にノミネートされた。なかでも「詩人」と「三人の夫」はコンペティション部門にノミネートされた。
今年の東京映畫祭に出品されている中國語映畫は大きな話題となっており、中國の映畫人が東京の舞臺で輝きを放つ姿を目にし、中國國內でも注目度が急上昇した。コンペティション部門にノミネートされた16作品のうち、中國の劉浩(リウ?ハオ)監督がメガホンを取り、女優の宋佳(ソン?ジア)、俳優の朱亜文(チュー?ヤーウェン)が主演した「詩人」と香港地區の陳果(フルーツ?チャン)監督の新作「三人の夫」の2作品がノミネートされた。また、「アジアの未來」には、「はじめての別れ」や「武術の孤児」が、「ワールド?フォーカス」には、香港地區のアクション映畫「プロジェクト?グーテンベルク」がそれぞれノミネートされた。その他、中國?ドイツ文化交流促進會がプロデュースしたドイツの華僑が登場する文蕓映畫「DARKNESS UNDER SUNSHINE」や中國のモンゴル族の女性映畫監督?徳格娜(デグナー)監督も製作にかかわった「アジア三面鏡2018」も上映された。(編集TG、YM)
「人民網日本語版」2018年12月21日