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第15回中日韓FTA交渉が開催 RCEP以上を目指す
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· 2019-04-15 · ソース:人民網 |
タグ: 中日韓;自由貿易;経済 | ![]() 印刷 |
過去1年間、中日韓と周辺の地域情勢は全體として積極的かつ好転した。3ヶ國の間のFTA交渉プロセスを加速させ、経済発展のパイを共同で拡大しようとの共通認識はますます強まっている。今回の交渉の進展には大いに期待できる。
▽交渉プロセスが加速
習近平國家主席は昨年11月に開催された第1回中國國際輸入博覧會で発表した演説の中で、「中國はRCEPの早期妥結を推し進めることと、中日韓FTAの交渉プロセスの加速に力を入れる」と述べた。
國務院の李克強総理は今年の全國両會(全國人民代表大會?全國人民政治協商會議)開催期間中に記者からの質問に答える中で、「今年は中日韓首脳會議メカニズムの構築20周年にあたり、中國は議長國を務める。中國は日本や韓國と會議の議題について話し合う?,F在のような世界で保護貿易主義が臺頭する大きな背景の下で、中日韓FTAの建設を推進し、全面的で、高水準で、互恵の協定を締結することは、3ヶ國のいずれにとってもメリットがある」と述べた。
商務部(?。─瓮跏芪母辈块Lは全國両會開催期間中、「李総理の発言からわかるのは中國政府が中日韓FTAを非常に重視していることで、中日韓FTAを非常に積極的に支持する中國の態度も現れている。3ヶ國が確定した目標は、中日韓は獨自の価値をもったFTAを締結し、貨物、サービス、投資の3大市場の參入分野をRCEP以上とし、『RCEP+』の合意を達成するというものだ」と述べた。
実際、中日韓FTAは2013年にスタートしてから紆余曲折を経てきた。その原因は韓國と日本の関係悪化、中國と日本の関係の浮き沈みにあり、なかなか思うように発展しなかった。
日本企業(中國)研究院の陳言執行院長は、「しかし外部環境と各國の経済?産業の発展水準の変化にともない、現在の中日韓FTA交渉が直面する情勢は6年前と大きく様相を異にする。2018年には中日関係と中韓関係が安定好転した。ただ、韓日関係が依然として緊張狀態にある。中日関係、中韓関係が改善した原因は、まず保護貿易主義の臺頭により3ヶ國が政策の出発點を見直し、3ヶ國間の政治?経済関係を積極的に調整し、FTA交渉プロセスを加速したことがある。また3ヶ國が良好な政治的?経済的ムードの中でなければ互恵?ウィンウィンを達成し、ともに発展を目指すことはできないとの共通認識に達したことがある」と述べた。
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