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李克強総理ブルガリア訪問の展望 さらなる計畫を立てる重要な契機
  ·   2018-07-04
タグ: 一帯一路;中東歐;政治
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中國の李克強総理が7月5日から10日にかけて、ブルガリアを公式訪問し、ソフィアで開催される第7回中國―中?東歐諸國首脳會議に出席する。今回の訪問は中國ブルガリア関係と「16プラス1協力」についてさらなる計畫を立てる重要な契機になると専門家は指摘する。中國新聞社が伝えた。

中國総理のブルガリア訪問は18年ぶり。中國の王超外交副部長(外務次官)は國內外プレス向けブリーフィングで「中國側は今回の訪問を通じて雙方の政治的相互信頼を強化し、伝統的親善を揺るぎないものにし、両國の発展戦略の連攜を強化し、各分野の協力を拡大?深化し、両國の包括的友好協力パートナーシップを新たな水準へ高めることを期待している」と表明した。

「歴史的にも現実的にも中國ブルガリア関係は割合友好的だ」と中國社會科學院歐州研究所中東歐研究室長の劉作奎氏は語る。

王氏は「今回両國首相は政府協力文書、ビジネス契約複數の調印にも立ち會い、両國協力の幅の広さと水準の高さを十分に示す」と指摘。専門家は、中國ブルガリア協力の重點分野として以下を挙げる。

(1)農業分野。「神の庭」との名を持つブルガリアはバラ、ヨーグルト、ワインなどの農産物で世界に知られる。「中國側が農産物の輸入拡大を望んでいるだけでなく、ブルガリアも中國企業との協力によるブランドづくりを望んでいる」。劉氏によると、すでに天津農墾集団がブルガリア第2の都市プロヴディフに農場を設立した。

(2)交通分野。今年3月、中國海航機場集団公司がプロヴディフ空港の改造?拡張の競爭入札で勝ち、同空港の35年間の特別経営権を獲得した。直行便がさらに増えれば、両國の経済?貿易協力の拡大が大きく促進されると分析される。

(3)裝備製造業と観光サービス業。劉氏によると、長城汽車、華為技術など中國のハイテク製品はブルガリアで大きな優勢にある。ブルガリアの豊富な観光資源も開発が待たれる。例えば、かねてより有名なバラ祭りは中國人観光客を惹きつけている。

劉氏は、ブルガリアが「一帯一路」建設と「16プラス1協力」を積極的に支持していることにも注目する。言い換えるなら、中國側の打ち出した地域協力の重要提案を、ブルガリアはいずれも積極的に支持している。「16プラス1協力」は中國と中東歐16カ國が共同で築く地域を跨ぐ協力プラットフォームだ。中國の任鴻斌?商務部長助理(商務次官補)は「協力體制の構築以來、雙方の経済?貿易協力は著しい進展を得て、貿易は発展し続け、投資協力は拡大し続け、インフラなどコネクティビティ事業は順調に進み、金融協力は方法がより多元化し、交通、農業、観光分野の実務協力も著実に発展している」と語る。

統計では、2017年の中國と中東歐16カ國の貿易総額は680億ドル近く(前年比15.9%増加)で、貿易構造は最適化が進んでいる。概算統計では、中國企業の対中東歐諸國投資は90億ドルを超え、中東歐16カ國の対中投資は14億ドルを超え、相互投資分野の多元化が進んでいる。

王氏によると、今回の會議のテーマは「開放?実務協力を深め、繁栄と発展を共に促進し、享受する」だ。次の段階の「16プラス1協力」の発展は主に協力體制の継続的整備、実務協力の深化、民心の通じ合いの促進という3つの面に立腳する。

「この3つの面は中東歐諸國の求めを反映すると同時に、われわれの蓄積したノウハウのおかげでもある」。劉氏の分析では、協力制度の整備は協力の推進を制度面から保障することを意味する。プラットフォームの構築はすでに成果を得ているが、今後の地方協力または新たな分野の協力を切り開くためにトップレベルデザインをまとめる。実務協力の深化は主に中東歐諸國の求めに基づき、さらに多くの具體的な事業や成果を得ることは、今後強化すべき部分だ。「民心の通じ合い」を重點的に打ち出すのは時宜にかなっており、「16プラス1協力」の第2の5年間の「スタートの年」において、雙方が一層「心を交わす」ことで、協力の道をよりスムーズにしていくことができる。(編集NA)

「人民網日本語版」2018年7月4日

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