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浙江省が貧困県34村に白茶の苗を寄贈して貧困脫卻サポート 茶をめぐる美談
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· 2020-11-02 · ソース:人民網(wǎng) |
タグ: 貧困脫卻;農(nóng)業(yè);社會 | ![]() 印刷 |
アスファルト舗裝されたばかりの道がカーブしながら山頂まで続いている。そして標高約700メートルの山頂に著き、見下ろすと、30‐40センチの高さの茶の木がきれいに並んでおり、その中で作業(yè)員約20人がやわらかい茶葉を摘み、それを背中のカゴに入れている。これは、春の終わりごろになると、湖南省古丈県の人里離れたこの地で目にすることのできる景色。以前は荒れ果てていた山には今では、美しい緑の景色が広がっている。
四川省の青川県や貴州省の普安県、沿河県でも、春になると同じような茶園の景色を見ることができる。その茶の木1本1本は、浙江省安吉県黃杜村との絆の証だ。
ここ數(shù)年、黃杜村は古丈県など貧困県4県の貧困村34村に白茶「白葉一號」の苗1900萬株を寄贈し、約358ヘクタールに植えられてきた。そして、寄贈を受けた地域の貧困者登録されている人の所得が増え、貧困を脫卻できるようにサポートしてきた。
白茶は、降雨量や積算溫度、土質(zhì)、標高などに一定の要求があり、本當の意味で貧困支援の効果を発揮するためには、それを寄贈する地域を厳選しなければならない。2018年6月、中國農(nóng)業(yè)科學院茶葉研究所や浙江省茶葉集団などの技術者は中國中?西部地域を訪問して、數(shù)萬キロの旅をし、最終的に白茶の寄贈先として3省4県の貧困村34村を選んだ。
2018年10月、黃杜村の茶農(nóng)家が寄贈した茶の木の苗が続々と34村へと屆けられた。青坪村の黨組織村黨支部の王永明書記は、茶の木の苗が屆いた日、村は春節(jié)(舊正月)の時のような盛り上がりとなったことをはっきりと覚えているという。第一陣として100萬株の白茶の木の苗が積み込まれた大型冷蔵車3臺が止まると、村の人數(shù)百人が、すぐにそれを降ろし、時を移さずして植えたという。
もう一つの寄贈先である翁草村もこの機會を非常に大切にしている。翁草村の歐三任第一書記は、「村の茶の木を植えた全ての農(nóng)家を?qū)澫螭思夹g研修を行い、トウモロコシの栽培に慣れた村民に茶の木の苗を植える方法を?qū)Wんでもらった。茶葉産業(yè)は多くの貧困者に職を提供した」と話す。
古丈県で植えられた茶の木の苗は何度も自然災害に見舞われてきた。2018年の冬、南方エリアでは珍しい大雪が降り、一部の茶の木の苗が冷害に見舞われた。そして、2019年春に植え直された茶の木の苗は、今度は7月に連日の大雨に見舞われた。歐三任第一書記は、「安吉県の技術者がすぐに來てくれた。そして、村民が茶園を整え直すことができるようサポートしてくれた。2回の自然災害で、合わせて30萬株以上の茶の木の苗を植え直した」と説明する。
安吉県は、寄贈を受けた村へとアフターサポートや技術指導を継続的に強化している。そして、ここ2年で、技術者を42回に分けて延べ275人派遣してきた。各関係者が心を込めて世話しているおかげで、遠い地から送られた茶の木の苗がしっかりと根付くようになっている。
翁草村の村民?龍星美さん(40)は、青々とした茶の木の苗を見て、笑みを浮かべる。夫は出稼ぎに出ており、龍さんは、子供だけでなく、寢たきりの兄、70歳を過ぎた母親の世話もしなければならず、翁草村の深刻な貧困世帯だった。
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