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ある米國人記者が目撃した「中國の奇跡」が1冊の本に
  ·   2021-01-27  ·  ソース:人民網
タグ: 貧困脫卻;改革開放;社會
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中國日報のベテラン記者?米國人エリック?二ルソンさん(中國語名?聶子瑞さん)が登場する報道動畫が近年、各種ニューメディアのプラットフォームで話題となり、クリック回數が1億回に上っている。そして、中國のネットユーザーから、親しみを込めて「アメリカ人のお兄さん」と呼ばれている。中國日報が報じた。

2016 年、當時33歳だったエリックさんは、史上最も若い「中國政府友誼賞」の受賞者となった。同賞は、中國政府が中國の社會や経済発展に多大な貢獻をした外國人専門家を表彰する最高の賞となっている。

「2006年當時、本當は中國には1年しか滯在しない予定だったが、意外にもずっと中國を離れることなくここにいる」と話すエリックさんは、この十數年にわたり、第一線で、中國で起きていることを伝えてきた。また、中國というこの土地に馴染み、暮らしている。

そんな、エリックさんはこのほど、自身が中國で経験したことを濃縮した一冊の本「CLOSER TO HEAVEN ——A global nomad’s journey through China’s poverty alleviation」を刊行した。

米國人の視點から記録した中國

エリックさんはハンセン病の村に足を運んだだけでなく、地球上で最も標高が高く「第三極」と呼ばれるチベット高原で、牧畜民と寢食を共にし、その過程で、ダチョウに乗り、ヤクの乳搾りをし、さらに、ヤクのフンを回収する作業も體験した。

エリックさんの旅は四川省から始まった。2008 年の四川大地震の死者と行方不明者は約9萬人に上った。被災地に15回にわたり足を運んで取材する過程で、エリックさんは、地理的環境と貧困がもたらした悲劇を乗り越えて、救援と復興活動が行われていき、多くの人の命が失われたこの地で、人々が希望を見いだす様子を目にした。

続いて、エリックさんはチベット高原に足を運んだ。そして、そこで、中國が非常に厳しい自然環境などの不利な要素を克服し、わずか數年間で想像できないほどの繁栄をもたらした様子を目撃した。そして、ボランティア活動を始め、電気の通っていない高原の學校にソーラーパネルを設置した。その後、パソコンや図書館、薬品、石炭、衣料品、さまざまな設備なども寄贈したほか、身體障礙者の子供が手術を受けることができるよう支援したり、義足や車いすを提供したり、貧しい牧畜民の家庭で育つ子供が大學に通えるよう援助したりもした。

次に、エリックさんは中國の各省を巡り、貴州の農村地域のバーチャル?リアリティテーマパークや內蒙古(內モンゴル)自治區の牧畜民のエミュー農場など、多種多様な貧困者支援プロジェクトを調査した。

そして、最後に、改革開放が、どのように、中國の貧困者支援の奇跡を実現したかを、しみじみと感じることのできる旅を経験した。例えば、天秤棒で荷物を擔ぎ、徒歩で運ぶ荷擔ぎの「棒棒軍」を體験したり、高齢者の「バイククラブ」に參加して、バイクの旅を経験したり、5週間かけて長江経済ベルト沿岸數千キロの11都市を訪問したりした。

同書の中國版の翻訳者?劉浚さんは、エリックさんと長年の交友があり、「翻訳者の言葉」の中で、「中國について內容の濃い報道をしながら、彼は中國語をマスターしたほか、たくさんの友たちもできた。エリックさん自身が語るように、彼は、単なる傍観者、記述者としてではなく、貧しい人に向けて何かしらの行動をするために、重要な一歩を踏み出している。そのため、この本は特に読む人を感動させ、強いインパクトを與えてくれる」と綴っている。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年1月26日

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