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全國の大學受験成績が公表 合格ライン大幅低下
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· 2016-06-27 |
タグ: 大學;受験;社會 | ![]() 印刷 |
河南省と陝西省の大學受験成績が25日に公表され、これで全國31省?自治區?直轄市の成績がすべて出そろった。各地では合格ラインが次々発表されている。注意すべきは、昨年に比べ、今年は全國各地で合格ラインが大幅に低下していることだ。中國新聞網が伝えた。
▽全國各地で合格ライン大幅低下 安徽文系は76點も低下
各地の合格ラインにはそれぞれ変化がみられる。昨年と比べて特に低下幅が大きかったのは安徽省、重慶市、福建省、広東省などだ。
安徽の文系は521點で前年比76點低下し、理系は518點で同37點低下した。重慶の文系は527點(同45點低下)、理系は525點(同48點低下)、福建の文系は501點(同48點低下)、理系は465點(同60點低下)だった。
同じ日に成績を公表した広東でもラインは大幅に低下し、文系は514點で同59點低下、理系は508點で同69點低下した。
大幅低下の原因は何か。広東省教育考試院の楊開喬院長(広東省學生募集委員會弁公室主任)は、「合格ラインの変化は各方面の総合的な要因によるものだ。問題が難しくなったこと、學生を募集する重點大學が昨年より増えた一方で受験生が減少したこと、一般大學のAラインとBラインが合併したことなどにより、合格ラインは昨年より著しく低下した」と説明する。
北京市や四川省などは昨年並みの合格ラインを保った。
▽文系と理系の狀況 約20省區市で文系合格ラインが500點超え
合格ラインを発表した30省區市のうち、浙江省、上海市、江蘇省、海南省を除く26省區市では、総合點數の平均が750點になった。
26省區市のうち、黒竜江省、內蒙古(モンゴル)自治區、青海省、西蔵(チベット)自治區は文系合格ラインが500點を下回ったが、他の22省區市はいずれも500點を上回り、トップは北京の583點だった。
理系では、多くの省區市で合格ラインが500點を上回り、北京が最高で548點だった。陝西、遼寧省、寧夏回族自治區、甘粛省、福建、青海、西蔵などは500點を下回った。
一部の省區市では文系理系ともに合格ラインが500點を下回ったことが注目される。黒竜江は文系が481點、理系が486點、青海は文系が457點、理系が416點だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年6月26日
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