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中國人はなぜ海外ショッピングが好きなのか?
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· 2016-01-18 · 人民網 |
タグ: 中國人;海外ショッピング;社會 | ![]() 印刷 |
荊林波氏は「中國は消費のニーズが旺盛だが、消費者を引き留める力に欠けている。中國企業は消費のトレンド、消費ニーズの変化に素早く注目し、製品の革新?アップグレード?モデルチェンジを加速し、より人にやさしい、効能が多い商品を生み出し、人々の多様な生活スタイルに適応していくべき」と語る。
▽ブランドを買う――商品の背後にある文化が大切
北京の銀行職員、王洋さんは少し前に英國を旅行で訪れ、プラダショップで約2萬元(約36萬円)でバッグを2つ買った。王さんは「中國人観光客が歐米で有名ブランド品を買うのは、価格が相対的に安いからだけでなく、ブランドの背後にある文化的な積み重ねを重視しているから。例えば、スワロフスキーのクリスタルが有名なのは、材質に特別な違いがあるからではなく、このブランドが創立120年來、獨自のカット技術とファッショナブルなデザイン、マーケティング?宣伝を通じて一種の文化的シンボルとなったからだ。このような文化的積み重ねは中國の企業とは比べ物にならない」と語る。
荊林波氏は「消費者が買うのは商品の品質であり、ブランドの背後にある文化。市場のニーズが社會の生産を決定付け、社會の生産は市場のニーズを志向としなければならない。ますます多くの中國人消費者が、センスがあり格調高い生活を求め始めた。彼らは人気のある商品に『財布で投票』している」としたほか、「中國の企業が海外消費ブームの裏にある市場情報に目を向けず、我が道を進み続ければ、最終的には製品が売れ殘り、経営が困難になるだろう。中國企業がニーズの変化を正視し、品質を第一と考え、革新と変化を加速することを望む。政府も體制を完備し、企業が技術に磨きをかけ、丹念に市場を開拓し、100年続くブランドを育成できるよう後押しするべき」とした。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年1月18日
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