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ジェトロ 中國現地市場で販売増目指す日系企業は中國にさらに注目
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· 2015-09-25 |
タグ: 日系企業;ジェトロ;経済 | ![]() 印刷 |
中國國內市場に注目
ジェトロは、アジア各國や各地域の情報サイトへのアクセス數を調べたところ、14年、中國サイトのアクセス數は391萬回と、アジア各國の中でトップだった。つまり、日本企業はやはり中國に注目しているということだ。ただ、10年以降、中國のサイトのアクセス數は全體的に減少傾向にある一方、アジア全體のアクセス數は右肩上がりになっている。うち、14年は、タイ、ベトナム、インドネシア、インドなどの國の情報サイトのアクセスが10年を上回っていた。
田端所長は、「これは、『世界の工場』だった中國の変化と関係がある。以前、日本の企業は中國で資金を投じて工場を建設していた。魅力だったのは、安い人件費。中國で生産して、それを他の國に輸出していた。しかし、ここ數年、中國の製造業が生産チェーンにおいてシフトアップし、中國の人件費が上がった。これにより、人件費における魅力がなくなった。生産コストを抑えるため、人件費の安いインドやベトナムなどの地域に移る企業もある」と分析している。
また、田端所長は、「加工輸出における中國の強みが薄れ、中國國內市場に魅力を感じる企業も少なくなっている」と指摘した。ジェトロが14年12月に公表したデータによると、大型非製造業の現地市場での売上の割合は63.8%、非製造業は75.9%だった。日本企業は、中國の內需が形成する巨大な市場に依然として大きな期待を寄せている。
「人民網日本語版」2015年9月24日
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