ホーム >> 中日交流 >> 本文 |
|
◇溫かく迎えてくれた“故郷”南京◇
~南京大學外國語學院創立百周年記念式典に參加して~ |
斎藤文男(元?南京大學日本語科専家) · 2017-11-06 |
タグ: 學生;南京大學;中日交流 | ![]() 印刷 |
◇日中両國語で「壽限無」を暗記◇
落語では、お寺の住職におめでたい名前をたくさん教えてもらい、それを全部自分の子供につけ、とてつもなく長い名前になった「壽限無」を教材にした。その名前は次のように長いものだ。
「壽限無壽限無、五劫の擦り切れ、海砂利水魚の水行末、雲行末、風來末、食う寢るところに住むところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンコピーのポンコポコナーの長久命の長助」というものだ。學生に暗記することを宿題にしたら、1週間後にはほとんどが長い名前を言えるようになった。
名前を暗記しただけでは物足りないので、これを中國語に訳すことにした。私が名前の意味をそれぞれ説明し、それに相當する語を學生と一緒に考えた。その結果、中國語の「壽限無」は次のようになった。
「無限壽無限壽,滄海桑田渡五劫,海之砂海之魚的水盡處,云盡處,風來處,
吃穿住用都不愁,紫金牛柑子和草慫柑子,派婆國的派婆國,派婆國的橘林港皇帝,橘林港皇帝的古林戴王妃,古林戴王妃的朋婆柯皮姐姐的,朋婆柯娜妹妹的長久命的長助同志」
日中両國語の「壽限無」を暗記して、日本企業の就職試験の面接で披露すれば、試験は必ず合格すると請け負った。學生は「なぜ合格するといえるのか」と不思議そうな顔をしていた。落語にはどんな噺(はなし)にも必ず「オチ」があります。「壽限無」の名前だけでは「オチ」がありません。試験で「オチ」がなければ、「合格」することは間違いありません、と説明した。
落語の「オチ」を理解してもらうことと、面接試験で実演したらかなりのインパクトがあるだろうと考えて教室で話したことをスピーチで披露した。
學生時代の面影を殘した教え子と共に
前のページへ1245次のページへ |
シェア: |
|
このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
住所 中國北京市百萬荘大街24號 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
京ICP備08005356號 京公網安備110102005860號