ホーム >> 中日交流 >> 本文 |
|
中國人が日本で事件に巻き込まれるケースが多発 大使館が注意喚起
|
· 2017-09-06 · ソース: |
タグ: 中國人;事件;中日交流 | ![]() 印刷 |
最近、日本で中國人が殺人事件や失蹤事件、傷害事件などに巻き込まれるケースが多発しており、社會で注目を集めている。在日本中國大使館は、安全に関する意識を高め、自分を守る能力を向上させるようにと、在日華人に何度も注意喚起している。中國新聞網が報じた。
中國人が事件に巻き込まれるなどしたケース
8月14日、日本の警察は、神奈川県の山林で見つかった女性の遺體が、行方が分からなくなっていた中國籍の姉妹?陳寶蘭(ほうらん)さんと寶珍(ほうちん)さんだったことが判明したと発表した。二人は福建省出身だった。容疑者は寶蘭さんがバイト先の飲食店で知り合い、交際していた男性(39)で、金銭トラブルがあったと見られている。男性は既に逮捕されている。
8月27日、北海道釧路市の海辺で、地元の漁師が女性の遺體を発見。DNA鑑定の結果、その遺體が7月23日から行方不明になっていた中國人教師の危秋潔さんであることが判明した。危さんは一人で日本を旅行し、7月22日に札幌のゲストハウスを出てから行方が分からなくなっていた。ゲストハウスには、家族へ別れを告げるような內容の書かれたメモが殘されていたため、警察は自殺の可能性があると見ている。
その他、8月29日、靜岡県の警察は、富士宮市北山で湖北省黃岡市出身の中國人留學生?馮如■(■は亦の下に廾)さんの遺體を発見した。馮さんの母親?蔡さんによると、同月10日にビデオ通話した後、14日から馮さんと連絡が取れなくなっていたという。現在、警察が司法解剖を行って死因を調べている。
期待を膨らませて日本へ行き失望するケースも
日本で中國人が事件や事故に巻き込まれるケースが増えており、近年の狀況を分析すると、その多くが留學生や研修生であることが分かる。
日本の法務省の統計によると、2016年、日本で研修生として働いていた中國人の數は8萬5000人。15年に日本で失蹤した外國人研修生の數は5803人で、うち3116人が中國人だった。
中國人は、日本の発展途上國の人を対象にした、最長3年間日本で働きながら技術を學べる制度「技能実習制度」を活用して、「実習生」として日本に行き、働くことができる。この制度は元々、外國人研修生を受け入れることで、発展途上國に技術を伝えることを目的としているものの、近年は日本で高齢化が加速し、人手不足となっているため、この制度を利用して、人件費を安く抑えながら人材を確保しようとする企業が増えている。
2次のページへ |
シェア: |
|
このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
住所 中國北京市百萬荘大街24號 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
京ICP備08005356號-4 京公網安備110102005860號