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感染癥の中、日系自動車メーカーの中國における販売狀況は?
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· 2020-10-19 · ソース:人民網 |
タグ: 自動車;日系企業;経済 | ![]() 印刷 |
世界の主要な自動車市場の1つである中國自動車市場は、新型コロナウイルス感染癥の後に急速な回復を遂げ、海外の自動車メーカーの回復に原動力を與えている。最近、日本の3大メーカーのトヨタ、日産、ホンダがそれぞれの9月の中國市場における新車販売狀況を明らかにした。3社とも中國市場で力強い動きをみせている。「経済參考報」が伝えた。
中國全體で新車販売量が回復を続けている。感染癥の影響が深刻だった2月と3月は生産も販売も大幅に減少したが、中國政府の需要喚起措置などの後押しを受けて、4月以降は販売がプラスを達成した。中國自動車工業協會の予測では、9月の販売量は前年同期比13.3%増の257萬2千臺に達し、6ヶ月連続で前年の成績を上回ったという。
10月9日、トヨタは9月の中國での新車販売量が17萬9400臺に達して、同25.3%増加したと発表した。トヨタにとって6ヶ月連続の前年同期比増で、単月の販売量の過去最高も更新した。「カローラ」、「カローラレビン」などの主力車種と高級ブランド「レクサス」がいずれも非常に力強い動きをみせた。
トヨタの販売量の急増を促した主な原因は、リニューアルした車種、モデルチェンジした車種が市場で好評だったことだ。車種別にみると、カローラは同41.3%増の3萬7400臺に達し、カローラレビンは5%増の2萬2700臺となり、主力車種の好調な売り上げが販売量全體のレベルを押し上げた。レクサスは同13.3%増の2萬100臺で、トヨタ中國法人の代表は、「地方の展示會での受注も好調だった」と述べた。
統計によると、2020年1-9月のトヨタの累計販売量は同6.9%増の126萬2400臺に達した。トヨタは20年の販売目標を前年比8.6%増の176萬臺と定めている。報道によれば、今後の新製品計畫の中で、トヨタはリニューアルした「ハイランダー」、「シエナ」、「ハリアー」で二車種戦略を進め、中國で現地生産する車の陣容をさらに充実させる予定だ。次世代シエナは21年に広汽トヨタと一汽トヨタがそれぞれ現地生産を開始し、発売後はより多くの細分化された市場の開拓を進めるという。
トヨタの中國販売量は感染癥が目に見えて拡大した2月に同70.2%減と大幅に落ち込み、3月も同15.9%減少したが、4月から回復し始め、5月以降は毎月20%前後の成長率を維持している。
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