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テスラの中國工場が起工 年內にModel 3生産へ
  ·   2019-01-09  ·  ソース:
タグ: 自動車;製造業;経済
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上海市政府が1月7日に発表したところによると、上海の歴史始まって以來最大の外資による製造業プロジェクトとなる米電気自動車(EV)大手テスラの巨大工場「ギガファクトリー」は、上海臨港産業區で建設工事がスタートした。初期段階の計畫では年間25萬臺のEVを生産し、これにはModel 3シリーズなども含まれるという。「北京商報」が伝えた。 

テスラのイーロン?マスク最高経営責任者(CEO)が同日午前にSNSで発信したメッセージによると、テスラ上海工場は中華圏向けにModel 3とModel Yを生産する。計畫では今年の夏までに基礎的な建設を終え、年內にModel 3の生産を開始し、來年は量産化を実現する予定という。

テスラは2018年10月、上海市計畫?國土資源管理局との間で「土地譲渡契約」に調印し、テスラは9億7300萬元(1元は約15.9円)の取引価格で上海臨港産業區裝備産業區Q01-05ブロックの工業用地86萬4885平方メートルを取得した。

テスラにとって中國市場の重要性がますます高まっている。マスクCEOは、「これまでの6年間、テスラは中國で営業スポットを60ヶ所開設し、急速充電ポール1500基と目的地充電ポール1850基あまりを設置した。今日、上海ギガファクトリーの起工式を行ったことは、テスラが中國市場で引き続き投資を拡大すると約束することを裏付けるものだ」と述べた。

Model 3はテスラで最も人気のある普及型車種で、今後の中國での事業展開の重點になる。テスラの関係責任者は、「上海ギガファクトリーは中國市場向けにEVのModel 3と未來の新型車種を生産する。工場が完成したら、第1段階としてModel 3を毎週3千臺生産し、フル稼働の段階に達すれば年間生産量を50萬臺に増やす。だがこの計畫は監督管理機関の審査認可や供給チェーンの狀況など現地の要因に左右される」と説明した。

中國で國産化プロセスを加速させながらも、テスラはこれまでずっと関稅に悩まされてきた。財政部(財務省)は18年5月、同年7月1日より自動車完成車の関稅を25%から15%に引き下げると発表したが、8月23日には、米國からの輸入乗用車に対して25%の追加関稅を課すと発表し、米國車の関稅は一気に40%に跳ね上がった。その後、テスラは中國で販売するModel SとModel Xの両車種の価格を大幅に引き上げ、テスラEVの中國市場における競爭力は深刻なダメージを負った。乗用車市場情報連席會が発表したデータによると、昨年第3四半期にテスラの中國販売量は前年同期比37%減少し、2018年10月の販売量は同70%も減少したという。

注目されるのは、Model 3輸入車の中國市場への進出ペースが國産化の動きよりもかなり速いことだ。テスラは數日前、中國の顧客からのModel 3の予約受付を開始すると発表し、引き渡しは19年3月以降になる予定だが、早めに予約すれば2月中に引き渡せる可能性があるとした。

消費者にアピールするため、中國に上陸して間もない輸入Model 3の2車種はすでに2回の値下げが行われた。テスラの顧客サービス擔當者は、「Model 3の長航続距離デュアルモーター4輪駆動タイプとパフォーマンス仕様4輪駆動タイプの最初に発表した定価は58萬8千元(1元は約15.9円)と69萬8千元だったが、現在は49萬9千元と56萬元に下がっている」と説明した。

業界関係者は、「今回の上海工場が擔う最重要の使命はModel 3の生産スタートだ。國産化を果たしたModel 3の価格がより競爭力をもつようになることは確実だ。テスラが損失から脫して持続的な黒字を達成するには、中國國産化レベルを加速し続けることが必要になる」との見方を示した。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年1月8日

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