國務(wù)院の李克強(qiáng)総理は現(xiàn)地時間の9日、日本?東京で開催された中日韓サミットに出席した際、「中日韓は発展レベルでアジアにおいてトップを占めているため中日韓の優(yōu)位性を結(jié)集し、『中日韓＋X』協(xié)力モデルを通じて、共同で第4國の市場だけでなく、多方面での市場まで開拓していき、同地域の國々のよりよい、よりスピーディな発展を牽引し、促進(jìn)させていくべきだ」と述べた。同じ日に、中國國家発展改革委員會と商務(wù)部は日本との間で「サービス貿(mào)易協(xié)力の強(qiáng)化に関する覚書」と「中日の第三國市場協(xié)力に関する覚書」の2つの文書に調(diào)印し、両國のサービス貿(mào)易協(xié)力には再び「追い風(fēng)」が吹くことになった。「北京商報」が伝えた。 

李総理は、「アジアには數(shù)多くの國が存在し、その発展レベルの差はやや大きい。中日韓三國はアジアにおいてトップを占めているため、中日韓の優(yōu)位性を結(jié)集し、『中日韓＋X』協(xié)力モデルを通じて、生産能力協(xié)力や貧困削減、災(zāi)害管理、省エネ環(huán)境保護(hù)といった分野において協(xié)力プロジェクトを?qū)g施し、三國の裝備や技術(shù)、資金、プロジェクト建設(shè)といった方面における各自の優(yōu)位性を発揮し、共同で第4國の市場だけでなく、多方面での市場まで開拓していくべきだ」と述べた。

また李総理は、「中日韓は『一帯一路（the Belt and Road）』について共に話し合い、共に建設(shè)し、共に分かち合い、政策をめぐるコミュニケーション?協(xié)力を一層強(qiáng)化し、中日韓の企業(yè)がさまざまなスタイルで協(xié)力を展開するよう誘導(dǎo)する必要がある」と述べた。

データをみると、中日韓はアジアの主要エコノミーであり、國內(nèi)総生産（GDP）は合わせて15兆ドル（1ドルは約109.8円）に達(dá)し、歐州連合（EU）を上回り、東アジアのGDP総量の90％、世界のGDP総量の20％を占める。中日韓は経済でそれぞれに優(yōu)位性があり、相互補(bǔ)完性は高い。地理的には非常に近い位置にある。よって業(yè)界では、中日韓は緊密な協(xié)力を推進(jìn)することで、力強(qiáng)いパワーを生み出すことができると考えられている。

商務(wù)部國際貿(mào)易経済協(xié)力研究院國際市場研究所の白明副所長は、「『中日韓＋X』の『X』とは、具體的な第4國を指すともいえ、中日韓が協(xié)力を一層深めることのできる具體的な分野を幅広く指すともいえる」との見方を示した。

協(xié)力を展開する國についての分析によると、中日韓はこうした「3＋X」協(xié)力モデルをすでに試行しており、20年以上の歴史があるASEANと中日韓の「10＋3」協(xié)力プロセスはその一例だ。過去20年にわたり、ASEANと中日韓は財政金融、エネルギー、地域一帯化、中小企業(yè)向けサービスなど多くの分野で密接かつ深いレベルでの協(xié)力を維持してきた。これからの「中日韓＋X」新モデルにおいて、ASEANの多くの國々が「パイの分け前に預(yù)かる」可能性があるという。また業(yè)界の専門家は、「一帯一路」協(xié)力のイニシアティブは発展しているところで、多くの參加國が産業(yè)構(gòu)造や経済構(gòu)造という點で中日韓と高い相互補(bǔ)完性を有する。こうした國々が「中日韓＋X」協(xié)力モデルを積極的に推進(jìn)したなら、素晴らしい効果を上げることが期待できるという。