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新型コロナウイルス肺炎の中國に関するデマとその真相(上)
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· 2020-04-27 · ソース:人民網 |
タグ: 新型肺炎;科學;文化 | ![]() 印刷 |
【デマ3】中國は2019年11月中旬にすでに感染癥発生の情報を得ていたが、関連情報を45日間隠蔽した。
【真相】中國の関連當局は2019年12月27日に初めて原因不明の肺炎の癥例報告を受けており、さらに2019年12月31日に最初の感染癥に関する通告を発表している。
△ 2019年12月27日、湖北省中西醫結合病院呼吸內科主任の張継先醫師が武漢市江漢區疾病予防管理センターに3例の原因不明の肺炎癥例を報告した。これは中國の関連當局が初めて得た新型コロナウイルス肺炎に関する情報だった。張醫師は先ごろ取材に対し、上記の報告経緯と感染癥狀況に関する情報について述べている。
△ 疫學調査を展開して3日後、武漢市衛生健康委員會は2019年12月31日に「現在の當市における肺炎狀況に関する狀況通告」を発表し、外出時にはマスクを著用するよう注意を喚起した。同日、原因不明の肺炎癥例が累計27人見つかっており、うち7人は重癥だった。
△冬は風邪やインフルエンザ、肺炎が多い季節であり、新型コロナウイルス肺炎は癥狀がインフルエンザとよく似た新型伝染病だ。また武漢市には1100萬人の住民がおり、このような狀況下で感染を発見し、迅速に患者を特定するのはたやすいことではない。そのため、WHOのテドロス事務局長とチーフサイエンティストのスワミナサン氏は「ランセット」誌に、中國の醫師と衛生當局がインフルエンザの流行する季節に迅速に新型コロナウイルスを発見したことを高く評価する文章を寄せた。
【デマ4】中國は長期間にわたって新型コロナウイルス感染拡大の真相を隠蔽し、そのせいで世界的な感染拡大という事態を招いた。
【真相】中國は迅速に自國民と世界の人々に感染狀況を知らせ、最も短い期間で最も厳格な予防?抑制措置を講じ、世界の他の地域が感染癥対策に備えるために少なくとも6週間の時間を稼いだ。
△ 中國は極めて早い時期にWHOへの新たな感染癥発生報告義務を履行していた。
? 2019年12月31日、中國はWHOの中國事務所に武漢で発生した原因不明の肺炎の狀況を報告。
? 2020年1月3日から、中國はWHOと、米國を含む関係國、中國香港?澳門(マカオ)?臺灣地區に対し迅速かつ自発的に感染狀況関連情報を定期的に報告。
? 2020年1月8日、國家衛生健康委員會専門家評価グループが、新型コロナウイルスが今回の肺炎の病原であるとひとまず確定。
? 1月12日、中國はWHOに新型コロナウイルス遺伝子配列情報を提出。世界のインフルエンザウイルス遺伝子データベース(GISAID)上で新型コロナウイルス5株の完全な遺伝子配列を発表し、世界的に共有。
? 1月16日、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)診斷式試薬の最適化を完了。
? 1月20日、國家衛生健康委員會ハイレベル専門家グループが、確かな疫學研究に基づき、新型コロナウイルスのヒト?ヒト感染が裏付けられたと発表。
WHOは4月8日、その公式ウェブサイトで上記のタイムラインを確認した。
(編集AK)
「人民網日本語版」2020年4月26日
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