
12月3日、北京で行われていた「中國共産黨と世界政黨の上層部対話會」が閉幕した。今回の対話會は世界政黨史上の一大イベントであった。會期中、習(xí)近平?中國共産黨中央総書記は「手を攜えてより素晴らしい世界を築く」と題する基調(diào)演説を行い、120カ國から參加した300名近い政黨?政治組織の指導(dǎo)者は「人類運(yùn)命共同體を構(gòu)築し、素晴らしい世界を共に築く:政黨の責(zé)任」というテーマをめぐり、人類社會の今後の発展方向と現(xiàn)実的問題対応について突っ込んだ討議を行った。特に會議では習(xí)近平総書記の演説が高く評価され、中國共産黨の人類運(yùn)命共同體構(gòu)築における政治的牽引の役割に対しても高い評価がなされた。會議では「北京提議」が採択され、政黨間は相互信頼を増進(jìn)し、意思疎通を強(qiáng)化し、密接に協(xié)力すべきであること、新型國際関係をベースに、少異を殘して大同につき、相互に尊重し、相互に學(xué)び、參考にする新型政黨関係を築くべきであること、人類運(yùn)命共同體構(gòu)築の強(qiáng)大な力を結(jié)集すべきであることが強(qiáng)調(diào)された。
なぜ人類運(yùn)命共同體は全世界の政黨から注目されたのか?中國共産黨が中國を指導(dǎo)する上で非凡な成果を上げたこと以外にも理由がある。人類運(yùn)命共同體が経済グローバル化という時代の息吹を捉え、全世界が経済グローバル化のチャンスと試練に対応するために參考にできる「中國プラン」を提供したことだ。その「中國プラン」とは、人類運(yùn)命共同體思想である。
人類運(yùn)命共同體思想は古くからの中國の知恵を創(chuàng)造的に転化させ、革新的に発展させたものであり、その核心的意義は共有(Shared)である。中國の數(shù)千年の歴史において、古くからの知恵は「天下一家」や「大道の行はれしや、天下を公と為す」ことを強(qiáng)調(diào)してきた。習(xí)近平総書記は人類運(yùn)命共同體に対し新たな革新を行い、発展させた。國內(nèi)では、あくまでも「人民を中心に」し、「革新、協(xié)調(diào)、グリーン、開放、共有」の五大理念を堅持し、中華民族の偉大な復(fù)興を?qū)g現(xiàn)した。國際的には、あくまでも「人類運(yùn)命共同體」を目標(biāo)とし、「恒久平和、普遍的安全、共同繁栄、開放?包摂、クリーンで美しい」という5つの世界を堅持し、人類のためにより大きく貢獻(xiàn)した。したがって、新時代の外交は中國の特色ある大國外交であり、平和的発展路線の堅持においても、新型國際関係構(gòu)築と人類運(yùn)命共同體構(gòu)築の推進(jìn)においても、その統(tǒng)一的計畫を行う上ではいずれも「共に協(xié)議し、共に構(gòu)築し、共に享受する」というグローバル?ガバナンス観を大筋にし、ロジックとしている。この點(diǎn)は、今という時代の問題のキーポイントを押さえている。