臺灣當(dāng)局新指導(dǎo)者の言行に対し、大陸側(cè)は細(xì)心の注意を払って観察し、厳格に検証していく。彼女を見くびったり、悪いと決め付けたりもしないし、要求を低くしたり、基準(zhǔn)を甘くしたりもしない。我々は彼女がどんな発言をするか聞くだけでなく、どうするかを観察し、彼女の政治項(xiàng)目と政策ツールが「臺獨(dú)」を目指すものかどうかを見ていく必要がある。彼女は両岸政策の「一致性、予測可能性、持続可能性」維持を何度も口にし、「有限実行」を約束したが、それが本當(dāng)かどうか、期待しながら見ようではないか。もし彼女が「言うこととやることが違う」人間で、さらには約束に対していいかげんな態(tài)度を取り、両岸関係で李登輝や陳水扁のように手練手管を弄するようなことをすれば、彼女の政治的信用は完全に失墜し、その発言もでたらめと噓になってしまうだろう。

大陸の臺灣政策の大きな方針は一貫しており、明確である。臺灣當(dāng)局新指導(dǎo)者は任期中毎日「９２年合意」という必須課題に取り組まなければならない。「１つの中國」という核心的內(nèi)容を避けることはできず、あいまいにしたり、ぼかしたり弱めたりすることは許されない。それでも「９２年合意」をはっきり認(rèn)めたくないのであれば、海峽両岸関係協(xié)會と海峽交流基金會の協(xié)議、國務(wù)院臺灣事務(wù)弁公室と行政院大陸委員會の常態(tài)化連攜交流メカニズムという政治基盤を破壊することに等しい。もし「両岸ホットライン」が有名無実化したら、その責(zé)任は當(dāng)然民進(jìn)黨執(zhí)行部にある。今、ボールは臺灣當(dāng)局新指導(dǎo)者の手の中にある。「１つの中國」の原則を體現(xiàn)した「９２年合意」に立ち戻りさえすれば、両岸関係は平靜化し、相互にプラスの影響を與え合うことができる。

（倪永傑：上海臺灣研究所常務(wù)副所長、『臺海研究』編集長）

（ソース：新華社）

「北京週報(bào)日本語版」2016年5月23日