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「取り分け制」に「ミニサイズ」、新型コロナで生まれた新たな商機(jī)の可能性は?
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· 2020-04-27 · ソース:人民網(wǎng) |
タグ: 飲食;新型肺炎;社會(huì) | ![]() 印刷 |
新型コロナウイルス感染拡大が発生して以來(lái)、中國(guó)の飲食業(yè)界では料理を1人分に取り分けるスタイルがトレンドとなっている。そして、各地の飲食店は商機(jī)を逃すまいと、「一人前」や「ミニサイズ」などのメニューを打ち出し、注目を集めている。筆者はこのほど、甘粛省蘭州市で取材を行った。新華社が報(bào)じた。
みんなで箸をつつく文化が陰ひそめる
蘭州市の人々にとって、煮込んだ牛肉入りの中華麵料理?牛肉麺は、食習(xí)慣において重要な位置を占める。正午になると、同市にある蘭州張國(guó)仁牛肉麺館の入り口付近のレジでは、注文する客が長(zhǎng)蛇の列を作っており、店內(nèi)には一人用のテーブルが並べられていた。昨年、同店が打ち出した3‐4人前のビッグサイズの牛肉麺がネット上で大きな話題となった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ビッグサイズの牛肉麺を注文する人はほとんどいなくなる一方で、普通の1人前の牛肉麺が大人気となっている。
蘭州東方宮清真餐飲集団の馬俊経理によると、一人分の牛肉麺は最も一般的であるものの、新型コロナウイルス感染拡大防止対策実施期間中は、周りの人から少し離れて立ち、少し離れた席に座る「離立離席」が飲食店でも徹底され、牛肉麺にとっては「試練」の時(shí)期を迎えている。 「當(dāng)?shù)辘摔?00席あるが、今は指示に合わせて最多で50人しか座れない。客が並ぶ時(shí)間を短くするために、店員は注文、料理提供、片付けをスピーディーにするしかない」と話す。
蘭州市のいくつかの中華料理店を取材すると、ほとんどの店では客が一席間を取って座るようにしたり、向かい合わせにならないよう同じ方向を向いて座るようにしたりし、テーブルには、取り箸を使うよう注意を呼びかける表示が置かれていた。客の2割ほどは、「各料理を小分けに取り分けてほしい」と希望しているのが現(xiàn)狀だ。
飲食店で「各料理を取り分けるスタイル」には主に「廚房で取り分けてから提供」、「ホールスタッフがテーブルで取り分けて提供」、「客が自分たちで取り箸を使って取り分ける」の3つのスタイルがあり、なかでも「廚房で取り分けてから提供」と「客が自分たちで取り箸を使って取り分ける」スタイルが多い。
ある関係者は、「食卓を囲んでみんなで食事をするというのは、中國(guó)の飲食文化における重要なスタイル。これまで、人々は料理をテーブルにたくさん並べ、みんなで會(huì)話をしながらそれらを食べて絆を強(qiáng)めたり、友情を深めたり、さらに商談を行ってきた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大がこうした人々の生活に大きな影響を及ぼし、取り箸を使ったり、間隔を空けて座ったり、料理を取り分けるのが『トレンド』となり、伝統(tǒng)的な飲食文化ににわかに変化が生じている」との見方を示す。
「一人前」と「ミニサイズ」の春到來(lái)?
ある事業(yè)者は、「現(xiàn)在、取り分け制の導(dǎo)入にはネックも存在している。新型コロナウイルス感染拡大により飲食店の売上高は激減しているうえ、各料理を取り分けるには、さらに多くの労働力と物的資源を必要とし、コスト的負(fù)擔(dān)が重いため、事業(yè)者はあまり積極的とは言えない。取り分け制は、伝統(tǒng)的な中國(guó)料理を食べる習(xí)慣とは異なるため、市場(chǎng)の反響や長(zhǎng)期的な発展に関しては予測(cè)が難しい」との見方を示す。
〇一人で火鍋料理楽しむ「一人用鍋」も大人気に
食事の時(shí)間帯になると、蘭州市の火鍋レストランチェーン?呷哺呷哺(國(guó)芳百貨店)では、何人かで一緒に來(lái)た多くの客たちは、「一人用鍋」エリアで食事することをすすんで選択しており、以前人気だった4人で一つの鍋を食べるエリアはすっかり不人気になっていた。ある客は、「『一人用鍋』の方が衛(wèi)生的。それぞれが『一人用鍋』で食べても、會(huì)話するのには何の影響もない」と話した。
姜旭店長(zhǎng)によると、最近、「一人用鍋」エリアを選ぶ客が以前に比べると50%増えたとし、「店にとってはコストがかかるが、例えば、セットに割引きを設(shè)定したり、クーポン券を配布したり、『一人用鍋』エリアを拡張して店內(nèi)で食べる客を増やすなど、他の部分でバランスを取ることができる」とした。
そして「各種飲食業(yè)は現(xiàn)在、全體的に売上高が縮小している。當(dāng)?shù)辘摔趣盲皮稀?人用鍋でも、一人用鍋でも、客が來(lái)てくれるだけで、閑古鳥が鳴いているよりよっぽどいい」と姜店長(zhǎng)。
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