阿里巴巴（アリババ）はこのほど、全國初の「2019年オンライン通販『春耕』農(nóng)業(yè)用製品すう勢」を発表した。これによると、3月1日から20日までの阿里巴巴農(nóng)村淘寶「春耕農(nóng)牧節(jié)」（以下、「春耕節(jié)」）キャンペーン期間中に、淘寶アプリ內(nèi)の「春耕節(jié)」會場で農(nóng)業(yè)用製品を購入した農(nóng)家の數(shù)は、前年同期比120％増加、ここには200ヶ所以上の貧困県域の農(nóng)家も含まれている。

また、「すう勢」では、有機(jī)肥料や環(huán)境に優(yōu)しいバイオ肥料を農(nóng)家が好んで購入する傾向が大いに高まり、「春耕節(jié)」期間中の購入件數(shù)は前年同期比266.8％増加したと指摘している。小型農(nóng)業(yè)用機(jī)械の購入數(shù)を見ると、四川や雲(yún)南、貴州地域の県エリアの農(nóng)家が全體の40％を占めた。また、環(huán)境保護(hù)や「アフリカ豚コレラ」の影響を受け、豚用飼料の販売量は同比32％減少した一方、ガチョウ用飼料は534％、ウズラ用飼料は10倍以上、それぞれ増加した。オンライン通販による農(nóng)業(yè)用製品購入量が最も多いのは、湖北省の貧困県3県が貧困県域地區(qū)の取引総額（GMV）上位3位を獨(dú)占した。

また、アリババによると、「春耕節(jié)」期間中にオンラインで農(nóng)業(yè)用製品を購入した農(nóng)家のうち、「80後（1980年代生まれ）」が6割を上回り、栽培業(yè)?養(yǎng)殖業(yè)に攜わる農(nóng)家の若年化傾向が顕著に見られる。「90後（1990年代生まれ）」が農(nóng)業(yè)に攜わるすう勢が加速しており、淘寶で農(nóng)業(yè)用機(jī)械を購入するのは、県域に住む25歳から29歳の農(nóng)家が最も多く、2月から春分までの約1ヶ月半の間に耕作機(jī)械の購入量は前年同期比103％増加、1日あたり約2千點(diǎn)の耕作機(jī)械が全國各地に販売された。

農(nóng)業(yè)従事者層の若年化の背景には、一つには県域農(nóng)村経済の活性化が進(jìn)んでいることがある。また、農(nóng)村地區(qū)の伝統(tǒng)的な生産?販売パターンが変化していることがもう一つの要因となっている。2018年、淘寶と天貓（TianMao）プラットフォームに出店している店舗のうち、1店あたりの年間売上額が1億元（1元は約16.4円）を上回った店舗は361店あった。また、アリババグループのプラットフォーム全體で、全國貧困県のオンライン通販による購入額は630億元に達(dá)し、重慶市奉節(jié)県産ネーブルオレンジや新疆ウイグル産「巴楚留香瓜」が、ネット人気商品となっている。

ネット人気店やネット人気農(nóng)産品の背後には、電子商取引プラットフォームを利用して懸命に起業(yè)しようと頑張る故郷にUターンした多くの若者がいる。アリババのビッグデータによると、2018年、アリババ県域農(nóng)産品を取り扱うオンライン通販店舗のうち、県域?農(nóng)村の店主全體に占める年齢40歳以下の青年の割合は77.5％に上った。このうち80後は32.2％、90後が最多で41.3％にそれぞれ達(dá)した。これをみてもわかるように90後は現(xiàn)在すでに農(nóng)村振興の主力群となっている。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月26日