北京市政府がこのほど発表した政策には、▽グローバル人材の出入國円滑化▽グローバル人材の誘致?雇用開放▽グローバル人材の事業(yè)展開?発展サポート▽グローバル人材へのサービス?保障強(qiáng)化---の4分野をめぐる改革措置20項(xiàng)目が盛り込まれている。これらの措置は、「中國のシリコンバレー」とも呼ばれる北京のハイテクセンター「中関村」に一層多くのイノベーション人材を世界から呼び込むことを目的としている。人民日報(bào)が伝えた。

外國籍の配偶者と子供も永久居留を申請でき、グローバル人材が中國國家級のテクノロジーモデルプロジェクトをリードすることも可能となり、永久居留権を有するグローバル人材が新型科學(xué)研究機(jī)構(gòu)の法人を擔(dān)うことも試験的に可能にするなど、新政策は多くの分野で「改革」を?qū)g現(xiàn)している。中関村テクノロジーパーク委員會の翟立新?主任によると、新政策は、グローバル人材が中國に來て長期滯在し、快適な環(huán)境で仕事をして現(xiàn)地に溶け込めるようにするのが狙いだという。

起業(yè)支援、居留許可など、北京のほか、杭州、石家荘など、中國の複數(shù)の都市がこのほど、グローバル人材を呼び込むための各種政策?措置を打ち出している。外國人のハイレベル人材を誘致することを目的とした「千人計(jì)畫」や新版グリーンカードの発行など、中國は近年、幅広く、互いに関連し合う人材誘致のための構(gòu)造を構(gòu)築している。

現(xiàn)在、人的資本の中國経済成長に対する寄與率は35％に達(dá)し、人材の寄與率も32.5％に達(dá)している。過去5年間、中國の外國人人材は延べ334萬6000人に達(dá)し、ハイレベル人材が徐々に集まるようになっている。経済紙?フォーブス(中國)が外聯(lián)出國と共同で発表した報(bào)告によると、グローバル人材の中國に対する魅力が高まるにつれ、グローバル人材の流れに変化が起きている。中國では現(xiàn)在、留學(xué)生の帰國ブームが続いているほか、北京?上海?広州?深センなどの一線都市、武漢、重慶などの新一線都市では、グローバル人材の誘致が急速に進(jìn)んでいる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月6日