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中國各地で「自転車専用レーン」の敷設を検討
  ·   2018-03-06  ·  ソース:
タグ: 自転車;都市;社會
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かつて「自転車大國」だった中國が、自転車の活用に再び取り組もうとしている。北京市は、回龍観から上地(中関村ソフトウェアパーク)を結ぶ自転車専用高速レーンを年末までに敷設する計畫という。人民日報が伝えた。

北京市計畫院の擔當者は、「敷設が計畫されている自転車専用高速レーンは、獨立したレーンとなっており、自転車のみ通行が可能で自動車専用道路は設けられていない。同レーンには信號機が無く、回龍観に住む37萬人の通勤問題が大幅に緩和されると期待されている」と話した。

自転車専用レーンは、中國で初めてという訳ではなく、國內にはすでに先例がある。國內初かつ世界最長の高架自転車専用レーン「廈門(アモイ)雲頂路自転車レーン」が、今年1月で開通1周年を迎えた。この道路は、廈門市バス高速輸送システム(BRT)高架橋の下部空間を利用して地上5メートルの高さに設けられたレーン幅2.5メートルの全線雙方向自転車専用レーンで、全長は約7.6キロメートル。この自転車専用レーンは、現有の道路資源を占用しないで敷設された高架橋で、自転車専用レーンが都市の上空に架かる「虹」のような存在となっている。

廈門に住む朱さんは、「毎日、この高架自転車専用レーンを利用して出勤している。それまでは路線バスを利用していたが、乗車時間と待ち時間を合わせると約30分かかっていた。今の通勤時間は、ものの5、6分だ」と話した。プロジェクト建設擔當企業の統計データによると、現在、自転車利用者數は延べ41萬人以上、1日當たり平均利用者數は延べ4千人以上、1日あたり最高利用者數は延べ1萬2千人を上回っている。この「廈門雲頂路自転車レーン」プロジェクトは、2017年11月、「中國居住環境賞」のモデルケース賞を受賞した。

北京と廈門のほか、広州と成都でも、自転車専用レーンの敷設準備を進めている。「自転車専用レーンは、都市におけるスマート外出システムの構築を體現しただけではなく、都市を、より健康的に変え、都市の『住みやすさ指數』を大幅に高める」と評価する聲もある。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年3月6日

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