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「二人っ子政策」実施2年目の出生人口は減少に
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· 2018-01-26 · ソース:北京週報 |
タグ: 人口;二人っ子政策;社會 | ![]() 印刷 |
「全面両孩政策(1世帯につき2人までの子供の出産を全面的に認める政策)」が実施されて2年目、中國の出生人口は、逆に減少傾向となっていることが、人々の関心を集めている。政府の統計データによると、2017年における中國の新生児數は1723萬人で、その出生率は12.43‰と、2016年(新生児數1786萬人、出生率12.95‰)に比べ、いずれもやや減少している。新華社が報じた。
アナリストは、「出生人口自體はやや減少したが、構造面から見ると、『全面両孩』政策は、プラス効果を発揮している。中國政府は、出産?育児の促進と経済社會政策を結びつけ、人口ボーナスの人材ボーナスへの転化を推進し、質の高い経済発展と現代化強國の建設に向け、エネルギーを蓄えつつある」と指摘した。
●出生人口の減少の主な要因は「1人目の子供」にあり
2017年は、中國で「全面両孩」政策の実施から2年目にあたる年で、政策効果が完全に現れる最初の年でもあった。國家統計局が実施した全國人口変動サンプリング調査結果によると、中國において、「全面両孩」実施前の「十二五(第12次五カ年計畫:2011-2015年)」期間中の年平均出生者數と比較して、2016年出生人口は142萬人、2017年出生人口は79萬人、それぞれ多かった。
國家統計局人口?就業司の李希如?司長は、「2017年において中國では、2人目の子供の數が883萬人に上り、2016年比162萬人増加した。出生人口総數に占める2人目の子供の割合は51.2%、2016年比11ポイント上昇した。一方、2017年に生まれた第1子は724萬人と、前年比249萬人減少した」と紹介した。
北京大學経済政策研究所の陳玉宇?所長は、「出生率の低下は、世界の多くの國家が直面している問題。長く続いているこの局面を転換することが極めて難しいなかで、中國の『全面両孩』政策はプラス作用を発揮している」とコメントした。
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