全國(guó)両會(huì)（全國(guó)人民代表大會(huì)、全國(guó)政治協(xié)商會(huì)議）の代表委員の中には、海外から戻ってきた大使という特別な集団が含まれる。グローバルな視野、中國(guó)に関する深い考えを持つ彼らの両會(huì)における発言が、注目されるのは當(dāng)然だ。駐日中國(guó)大使の程永華氏（62）は、そのうちの一人だ。6日に開かれた全國(guó)政治協(xié)商會(huì)議のグループ別討論會(huì)において、程氏はスーツ、眼鏡、灰色の髪という典型的な外交官のイメージで登場(chǎng)し、落ち著きがあり親しみやすい様子だった。程大使は、貧困扶助に関する提案を行ったと話した。日本は近年、「ふるさと納稅」を?qū)g施しており、貧困地域への寄付により、正確な貧困扶助を効果的に実現(xiàn)している。これは參考にできる。

程氏によると、農(nóng)村部出身で大都市で勤務(wù)する人が、故郷に恩返しする制度が「ふるさと納稅」だ。故郷に親戚があり、故郷に親しみを持っているが、どのように故郷に貢獻(xiàn)すればよいだろうか？程氏は寄付という形式を提案した。この寄付金は、個(gè)人の都市部における納稅とみなすことができる。

駐日中國(guó)大使の程氏は、どこに行ってもニュースの話題になる。これは中日関係に関心を寄せる人が多いからだ。それでは、中日関係は2016年に、どのような展開を見せるだろうか？

程大使は、「日本の國(guó)會(huì)で昨年、安保関連法案が成立した。その過(guò)程において、中國(guó)が常に槍玉に挙げられた。中國(guó)がああするから、我々はこうするべきといった具合にだ。私は日本で何度も抗議し、これは典型的な冷戦思考だと指摘した。このような政策は危険だ。これはまた中日関係は改善中だが、その流れは依然として脆弱であることを示している。2017年は中日國(guó)交正常化45周年だ。今年の努力により、來(lái)年の活動(dòng)に向け早くから計(jì)畫できればと思う。このチャンスを利用し、両國(guó)関係をより良い段階に推し進(jìn)めたい」と述べた。

程大使は訪日中國(guó)人客の「爆買い」現(xiàn)象について、「まず、中國(guó)人の生活水準(zhǔn)が向上し、海外旅行に積極的になった。次に、円安の影響で、商品購(gòu)入がお得になっている。しかしその一部の問題についても検討しなければならない。例えば一部の商品は、國(guó)內(nèi)の経営者の思考を促している。中國(guó)がこの商品を作れるかどうかではなく、よりきめ細(xì)やかに、人に優(yōu)しく作り、一般人に喜ばれるかが問題だ」と話した。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版（チャイナネット）」2016年3月10日