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日本科學協會と中國教育國際交流協會が業務協力覚書の調印式
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· 2019-07-02 · ソース:人民網 |
タグ: 科學;教育;中日交流 | ![]() 印刷 |
調印式終了後に記念撮影をする出席者たち。
日本科學協會の日中未來共創プロジェクトが今年で20周年を迎えた。これを記念して、「日本科學協會と中國教育國際交流協會 業務協力に関する覚書調印式」が1日、東京の日本財団ビルで行われた。中國の大學への図書寄贈事業の更なる発展を目指し、日本科學協會は中國教育國際交流協會との図書寄贈事業の業務協力を通して、中日學術交流と相互理解を促進させ、雙方の友好的な協力を推進させるため、同協會と覚書の調印を行った。人民網が伝えた。
日本科學協會の大島美恵子會長は挨拶の中で、「日本科學協會は、科學関係においては若手研究者への研究助成、一般の人たちへの科學知識の普及事業を行っているが、特に若手研究者への研究助成では32年の歴史を有している。また、日中関係事業として、日中未來共創プロジェクトを実施しており、同プロジェクトはちょうど20年前に中國の大學への図書寄贈事業として始まり、その後、中國の大學生を対象とした日本知識大會、日中両國における若者の作文コンクールなど多方面に発展した。日中の若者たちが雙方の國を理解することを推進するプロジェクトとなっている。今回、中國教育國際交流協會との協力関係を構築することができるのは、大変意義深いことであり、プロジェクトの社會的信頼も一層高まるものと期待している」と語った。
中國教育國際交流協會の趙霊山秘書長は挨拶の中で、「當協會は1981年に創設されてから、中日両國の教育交流事業に盡力してきた。習近平國家主席と安倍晉三首相は6月27日、10の共通認識について合意に達した。この內容の中にこれから中日両國の人的交流を一層深めていくことが含まれている。今年は中日間ハイレベル人材交流というメカニズム構築が決定しており、中日青年交流推進年となっている。日本科學協會の寄贈図書プロジェクトは中日間の若者たちの相互理解や友情を深めることにも貢獻しており、中國にすでに380萬冊以上寄贈し、中國の日本語學習者や研究者に多大な貢獻をしている。中日青少年プロジェクトを引き続き行い、中日両國の若者が互いの國の言語や文化を學び、経済狀況などについて理解し、両國の友好関係を深めることを願っている」とした。
在日本中國大使館の胡志平公使參事官は挨拶の中で、「日本科學協會が長年にわたって中國の教育、特に日本語教育に支援してくれたことに心から感謝したい。中國は日本語教育においてずっと発展してきており、現在、500ヶ所以上の大學で日本語學科が設けられ、100萬人以上の學生が履修している。また、彼らは日本語のみならず、日本の社會や法律、経済などを勉強しており、中日間の交流促進に貢獻する優れた人材となっている。中日両國関係は新しい時代に向けてますます発展していくので、日本科學協會は中國教育國際交流協會と連攜し、さらなる中日友好交流を促進することを期待している」との思いを語った。
出席者による挨拶の後、日本科學協會の大島美恵子會長と中國教育國際交流協會の趙霊山秘書長による覚書の調印が行われた。また、日本科學協會の大島美恵子會長と中國教育國際交流協會の劉利民會長は寄贈品を互いに贈呈し、今後の業務協力に向けて交流を深めていた。(文?木村雄太)
「人民網日本語版」2019年7月2日
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