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ネイチャー、2019年の重大科學ニュースを予測
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· 2018-12-29 · ソース: |
タグ: 科學;生物醫學;文化 | ![]() 印刷 |
ネイチャー(電子版)はこのほど、2019年の科學分野の期待すべき大きな出來事をまとめた。これらの出來事には▽中國が科學研究費が最大の國に▽電波望遠鏡「天眼」が大きく目を開き、より遠くの宇宙を見る▽生物醫學分野の監督管理の強化で発展をリード――などが含まれる。投資、遠征、変化、監督管理、遠望などが2019年のキーワードになる。科技日報が伝えた。
◆科學研究費が拡大
ネイチャーによると、中國は2019年末に2018年の研究開発費を発表する予定。その際中國は研究開発費が世界最大の國になる可能性がある。中國は2003年より拡大を続けてきた。
歐州も黙ってはいない。歐州委員會は今年6月、次の7年(2021?27年)の科學研究資金援助枠組み「Horizon Europe」を発表した。同プログラムの初期予算は約1000億ユーロで、EUの科學研究資金援助としては過去最大規模となる。同プログラムは、基礎研究、革新、社會重大問題という3大分野に注目する。EU當局者は2019年に、同プログラムの協議を行う。現在の主な問題は、英國の研究者がいかに同プログラムに參加するかだ。英國のユーロ離脫の不確実性が、この國を揺さぶり続けるからだ。
◆「天眼」が目を見開き遠くを見る
世界最大の電波望遠鏡、中國の貴州省にある口徑500メートル球面電波望遠鏡「天眼」が2019年9月に全面的に稼働開始し、研究者の使用に供される。2016年の調整段階より、この価値にして12億元(約194億円)の超大型望遠鏡は、50個以上の新たなパルサーを発見している。目を見開いた「天眼」は、高速電波バーストや宇宙のガス雲などの現象が生む微弱信號を探査する予定。
また天文學者はハワイのマウナ?ケア山の、口徑30メートル望遠鏡の建設を続けるかを決定する。同計畫は今年、現地人が問題視した一連の法律の壁の、最後の一枚を取り除いた。
◆複數のチームが南極へ遠征
米國と英國の研究者は2019年1月に南極大陸に向かい、過去70數年で最大の南極合同任務を開始する。この5年間のプロジェクトでは、遠くにあり不安定に見えるスウェイツ氷河が今後數十年內に崩壊を始めるかを調べる。同プロジェクトでは、自立型水中ロボット(AUV)とアザラシに取り付けられたセンサーを使い、この面積が米フロリダ州に相當する氷河付近の海洋條件を研究する。
2019年の遅い時期に、歐州の科學者は南極ドームCの氷床の掘削を開始し、150萬年前のコアの回復を試みる。成功すれば、コアは最も古い気候?大気條件のオリジナルの記録を教えてくれる。
◆人類の起源の研究、新たな進展を迎える
考古學者が2003年にインドネシアのフローレス島で人類に似た「ホビット族」を発見した。その後人々は東南アジアの島で、古代人の種の起源を示す多くの化石が見つかることに気づいた。
現在行われている発掘調査により、私たちはフィリピン?ルソン島の最も古い居住者の情報を知ることができる。例えば彼らの體が小さいのは、外界から隔絶されていたからかなどだ。
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