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學ぶ価値の高い日本の「リサイクル経済」
  ·   2018-09-29  ·  ソース:
タグ: 東京五輪;リサイクル;中日交流
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2020年の五輪開催地に東京が選ばれた際、実は「リサイクル経済」が大きく貢獻したことはあまり知られていないかもしれない。瞭望東方周刊が報じた。(文?陳言、メディア関係者、日本問題専門家)

日本は五輪開催地に立候補した際、リサイクル金屬を原材料に金銀銅メダルを製作するプロジェクトを提示した。20年東京五輪では、合わせて約5000個のメダルが必要で、それに使われる金屬は8トン。それほど多くのメダルを全てリサイクル金屬を使って作るというのは、「環境に配慮したコンパクトな五輪」という、日本が打ち出した五輪理念にもマッチしており、東京が開催地に選ばれる要因の一つとなった。

日本がこのような大膽なプロジェクトを提示することができたのは、その背後に強大な「リサイクル経済」という後ろ盾があるからだ。日本では1980年代にはすでに「都市鉱山」という概念が生まれていた。それは都市でゴミとして大量に廃棄される家電製品などの中に存在する鉄や銅など有用な資源を鉱山に見立て、リサイクルしようという概念だ。

現在にいたっては家電以外にも、攜帯電話などの精密機器を用いた電子製品も回収され、貴金屬、特に金や銀を取り出してリサイクルし、五輪のメダルというような意義のある物品を作り出すこともできるようになっている。

日本では、攜帯のリサイクルはとても簡単なことで、攜帯ショップなどに行くと、無料で回収してくれる。東京都庁舎にも、攜帯回収ボックスが設置されており、攜帯電話のほか、デジタルカメラや充電器、モバイルバッテリーなどもそこに入れることができる。また、日本は、攜帯のリサイクルを行うにあたって、個人情報が流出しないように厳格なルールも制定されている。

日本の業界団體「電気通信事業者協會」(TCA)と「情報通信ネットワーク産業協會」(CIAJ)が共同で実施した調査によると、日本では毎年、約700萬臺の攜帯電話が回収されており、そこから、金や銀、銅、アルミ、マンガン、パラジウムなどが取り出されており、「都市鉱山」がまさに「金の生る木」となっている。

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