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中國人観光客がクルーズ船で大挙し、キャパシティー超え 福岡
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· 2016-07-29 |
タグ: 中國人観光客;福岡 | ![]() 印刷 |
熊本地震の影響を受け、九州の観光業は一時低迷した。しかし、中國人観光客が低迷脫出のきっかけとなっている。指定のクルーズ船の外國人乗客を対象として簡易な手続で上陸を認める、日本の「船舶観光上陸許可制度」では、外國人観光客は自身が乗って來たクルーズ船が出港するまでに戻らなければならないと規定している。そのため、中國人観光客のほとんどは、観光して8時間以內に船に戻らなければならず、福岡の街が抱えるプレッシャーは少なくない。中國新聞網が報じた。
福岡市は、九州の政治、経済、文化の中心地で、中國人観光客に人気の街でもある。25日、福岡市の経済観光文化局を取材したところ、2016年1-6月期、博多港の外國クルーズ船の寄港回數は138回。うち、中國のクルーズ船が131回で、年末までには351回に達する見込みだ。
現在、日本に向かうクルーズ船の定員數は通常3000-5000人で、その規模のクルーズ船がほとんど毎日、博多港に寄港している。毎日早朝から大勢の観光客がクルーズ船を下りると、100臺近いバスに乗り込み、次々市內へと出発していく光景が福岡市ではすでに日常的な風景となっている。
観光客が押し寄せることで、交通機関や受け入れ施設でも、にっちもさっちもいかないような狀況が頻発している。団體客が食事と同時にショッピングができるような基本的な受け入れ施設だけでなく、交通機関や駐車場も不足しており、福岡市の関連當局は頭を抱えている。
前出の経済観光文化局の統計によると、15年にクルーズ船で福岡を訪れた観光客は57萬人で、16年は80萬人まで増加することが見込まれている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年7月28日
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