5G、人工知能（AI）、ビッグデータセンター、インダストリアルインターネット、スマート充電ポール……今年5月に特別な意義をもつクラウド契約調(diào)印イベントが広東省広州市で行われた。同日は、華為（ファーウェイ）、百度（バイドゥ）、京東、新華社香港支社など、全國から各分野の企業(yè)300社以上が広州に集まり、粵港澳大灣區(qū)（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門＜マカオ＞両特別行政區(qū)によって構(gòu)成される都市圏）の新インフラ整備が始まった。新華網(wǎng)が伝えた。

同市政府の高裕躍副事務(wù)局長は、「重大デジタル新インフラ整備プロジェクトは第1期73件、投資総額は約1800億元（約2兆7128億円）に上り、デジタル新インフラ整備プロジェクトは牽引効果が大きく、相乗効果も大きい」と述べた。

「粵港澳大灣區(qū)発展計畫綱要」が施行されて1年あまりになる。粵港澳大灣區(qū)の質(zhì)の高い発展という目標(biāo)に牽引されて、情報インフラをカバーし、インフラを融合し、インフラのイノベーションを遂げる新インフラ整備が建設(shè)の焦點となり、新興産業(yè)が力を蓄えて勃興発展し、未來の経済成長を支えるポテンシャルを示した。

粵港澳大灣區(qū)の発展の重要な窓口となる珠海市橫琴新區(qū)で、中國科學(xué)院、広東省、珠海市、橫琴新區(qū)が共同で建設(shè)する橫琴先進スマートコンピュータープラットフォームプロジェクトが加速的に推進されており、完成後のプラットフォームの計算力は1160ペタフロップスに達する見込みだ。

珠海市橫琴新區(qū)黨委員會の牛敬書記は、「すでに多くのハイレベル?精密?先端の機関や企業(yè)が『計算力を見て動き』、橫琴新區(qū)に進出した。現(xiàn)在、中國科學(xué)院計算技術(shù)研究所、中國科學(xué)院ソフトウエア研究所、中國科學(xué)技術(shù)大學(xué)、南京大學(xué)など10ヶ所を超える研究機関やAI企業(yè)數(shù)社が橫琴新區(qū)でマッチングを行い、科學(xué)技術(shù)によって珠海とマカオの協(xié)力を後押ししている」と述べた。

新インフラ整備にエネルギーを與えられて、粵港澳大灣區(qū)の融合発展が新たなチャンスを迎えた。

デジタル新インフラ整備がよりどころとなって、広東、香港、マカオ3地域の経済発展は新たな可能性が絶えず広がりをみせる。世界5位の港としての広州港は、粵港澳大灣區(qū)初の全自動化ふ頭となる南沙港區(qū)の第4期工事を進めており、5Gスマート港灣応用システムの構(gòu)築稼働を推進し、5Gスマート港灣の建設(shè)を目指している。

スマートふ頭は世界の次世代モノのインターネット（IoT）センター、5G、ビッグデータ、クラウドコンピューティングなどの先進技術(shù)を採用し、これらに軸足を置いて世界初の「シングル桁オーバーヘッド橋自動クレーン、北斗衛(wèi)星測位システムに基づく自動運転スマートトラック、堆積場水平ふ頭の配置」による港灣エリア作業(yè)自動化モデルを構(gòu)築する予定だ。