ホーム >> 経済 >> 本文 |
|
中國人若者のペットブーム 市場規模は日本を超える見込み
|
· 2018-12-24 · ソース: |
タグ: ペット;若者;経済 | ![]() 印刷 |
▽1990年代生まれの貓の世話の掟 食事は穀物ゼロ、オーダーメイドで貓草や貓用糖質での調整も必要
王コーチと劉校長は上海で働く90後(1990年代生まれ)の夫婦で、比較的純血のペルシャ貓を飼っている。王さんは、「3年前に松松(貓の名前)を飼い始めたのは、主に妻のストレス解消のためだった」と話す。この夫婦のような若い貓好きは上海では珍しくなくなった。「2017年中國ペット産業白書」によれば、ペットを飼っている人のうち、80後(1980年代生まれ)と90後が79.5%を占めるという。
第一財経ビジネスデータセンター(CBNData)の「2018年生活消費トレンド報告」にあるデータから、90後と95後(1995年から1999年生まれ)はオンラインペット関連商品の消費で半分を占め、95後の消費の伸びが特に目立つという。
ペット経済の産業チェーン全體のうち、ペットフードは最も基本的かつ発展の可能性が最も大きな分野の一つであり、90後と95後の若いペット好きたちの影響を受けつつある。CBNDataの「2018年上海消費新貴族ビッグデータ報告」をみると、上海市の90後と95後の消費新貴族と呼ばれる人々のペット関連消費はペットフードが中心で、貓や犬の主食が消費額全體に占める割合は30%だった。
注目されるのは、90後や95後のペットの飼い方は両親世代の放任主義とは異なることで、そのペット愛はまずペットフードへのこだわりに現れる。CBNDataの「キャットフード消費トレンド考察」によれば、オーダーメイドタイプのキャットフード(ブリティッシュショートヘア専用キャットフードなど)や機能型キャットフード(毛玉ケア用キャットフード)が徐々に貓好きの間に広がり、2年続けて売上高の増加率が100%を超えた。
食事だけでなく、95後はおやつの重要性にも目を向ける。「トレンド考察」は、70後(1970年代生まれ)や80後と比べると、95後は貓のおやつでも栄養を重視しており、おやつの趣味的側面をより重視し、貓草、貓用プリン、貓用糖質など新しい商品が市場を広げていると指摘する。
▽オフラインに関心 食べ物と病気の世話だけでなくペットの社交も必要
ペット産業チェーンでは、ペットフード以外では、醫療サービスも発展の可能性が大きい分野の一つだ。CBNDataの「90後、95後のオンライン消費ビッグデータ考察」によると、90後と95後のペットへの情熱がますます顕在化し、オンライン購買力が年々高まると同時に、醫療サービスを代表とするオフライン消費も活発な動きをみせる。17年第4四半期を同第1四半期と比較すると、オフラインペットショップでは95後の注文が占める割合が3%増加し、動物病院では95後からの売り上げが占める割合が2%増加した。
2次のページへ |
シェア: |
|
このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
住所 中國北京市百萬荘大街24號 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
京ICP備08005356號 京公網安備110102005860號