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高齢者の逆襲?攜帯でネットショッピングを楽しむ中國(guó)のシルバー族
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· 2018-10-18 · ソース:北京週報(bào) |
タグ: ネットショッピング;高齢者;経済 | ![]() 印刷 |
阿里巴巴(アリババ)が16日に発表した「シルバー族消費(fèi)バージョンアップデータ」は、アリババの提供するサービスにおける50歳以上の中高年層の消費(fèi)行動(dòng)を分析したものだ。それによると、淘寶(タオバオ)と天貓(Tmall)を利用するシルバー族は3年で1.6倍増加し、三線都市と四線都市での増加率が一線都市と二線都市を明らかに上回ったという。ネット消費(fèi)の潛在力の大きさがうかがえる。
年代別に消費(fèi)の特徴は異なり、50代は人數(shù)が最多で7割を占め、消費(fèi)の中心となっている。60代はダブル11(11月11日のネット通販イベント)の購(gòu)買量が3年続けて倍増し、70代は化粧品、スポーツ用品の購(gòu)買量の増加率が最高だった。
京東のビッグデータによると、高齢ユーザーの一人あたり平均消費(fèi)額の前年同期比増加率は京東プラットフォーム全體を20%も上回る。ネットショッピングは多くの高齢者にとって人とのコミュニケーションのネタであり、晩年の暮らしにより多くの利便性と楽しさをもたらしてくれるものになっている。
シルバー族でモバイル決済を好む人がどんどん増えている。蘇寧易購(gòu)のまとめたデータによると、高齢ユーザーの92%が「攜帯電話で注文して買い物するのが好き」だという。支付寶(アリペイ)のデータでは、2017年に比べて、18年にモバイル決済を利用したシルバー族は2倍に増えた。オフラインでは、支付寶のコード読み取りで決済を完了するシルバー族がさらに多く2.5倍に増えた。また指紋認(rèn)証や顔認(rèn)証による決済など「ウォームテクノロジー」(使いやすく人に優(yōu)しいテクノロジー)を利用するシルバー族は20%増加し、家にいてちょっと手を動(dòng)かすだけで水道?電気?ガス料金の支払いを済ませるというシルバー族も108%増加した。
▽高齢者向け攜帯の売り上げ31%減 化粧品購(gòu)入は年平均6回
高齢者のスマート製品に対する購(gòu)買意欲は想像以上だ。蘇寧のデータによると、年初以來(lái)、機(jī)能が限られた高齢者向け攜帯電話の売り上げが前年同期比31%減少した一方、高齢者のスマートフォン購(gòu)入量が同12.5%増加した。一番人気のブランドは米アップルだった。
高齢者の「逆襲現(xiàn)象」はスマホだけに限ったことではない。年初以來(lái)、蘇寧での高齢者の一眼レフカメラ購(gòu)入量が同68.8%増加し、一人あたり平均購(gòu)入金額は2萬(wàn)4204元(1元は約16.2円)に達(dá)したほか、ブルートゥースイヤホンの購(gòu)入量も同103.5%増加した。
アリババのデータによれば、シルバー族の消費(fèi)は精神的なニーズを満たすものにますます向かい、美への追求や海外旅行、新しいトレーニング方法などが人気になっていることから、消費(fèi)バージョンアップの流れが明らかに見(jiàn)て取れる。
タオバオと天貓を利用するシルバー族女性の60%に化粧をする習(xí)慣があり、化粧品の購(gòu)入回?cái)?shù)は年平均6回になる。またシルバー族は過(guò)去1年間に平均1500元を服の購(gòu)入に充てた。服飾品の検索の人気ワードをみると、トップは「新款(新しいデザイン)」、次が「洋気(おしゃれ)」、「百搭(何にでも合わせられる)」などで、意外にも「AJ(エアジョーダン)」、「小白鞋(白スニーカー)」といった若者トレンドのワードも含まれていた。阿里健康のデータでは、シルバー族は醫(yī)療美容関連の支出が今年は昨年の4.4倍に増えた。アンチエイジング、しわ取り、皮內(nèi)注射などの美容醫(yī)療に人気があるという。
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