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新常態(tài)の中で中國が「中所得國の罠」を回避するには?
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· 2016-01-15 · 人民網(wǎng) |
タグ: 経済;新常態(tài);経済 | ![]() 印刷 |
中成長プラン――2020年:9954ドル、2025年:1萬2831ドル
低成長プラン――2020年:9135ドル、2025年:1萬961ドル
つまり、將來経済に大きな起伏が起きない限り、中國は「中所得國の罠」を回避できるが、プランの違いによってその達(dá)成時期が大きく異なってくる。高成長プランならば、第13次五カ年計畫中に基本的に回避できるが、中成長プランだと2022年、低成長プランだと第14次五カ年計畫(2021~2025年)が終わるころにやっと回避することになる。
減速するが失速はしない。これが、新常態(tài)下の経済発展の要求だ。
減速はしても良い。上述したように、経済成長率が5.4%以上、すなわち中成長プランの成長率を維持できれば、各目標(biāo)の達(dá)成は問題がない。ただ、失速はしてはならない。ある程度の経済成長率は、雇用を確保し、「中所得國の罠」を回避するため必要であり、モデルチェンジ、構(gòu)造調(diào)整、民生改善の必要條件でもある。この3つの目標(biāo)の達(dá)成には、高すぎる成長率を引き下げる必要がある。これは自動車が角を曲がる時にブレーキを踏むのと同じだ。しかし、減速がそのまま失速になってしまうと、3つの目標(biāo)の基礎(chǔ)と原動力も失われてしまう。航空機(jī)が失速すれば事故になってしまうのと同じだ。2008年の世界金融危機(jī)以來、先進(jìn)國の経済は軒並み失速し、今も困難から抜け出せない狀態(tài)だ。アジア、ラテンアメリカの多くの途上國の経済が長期的に停滯に陥り、「中所得國の罠」の中でもがいているのも経済失速の結(jié)果だ。減速するが失速はせず、中成長プラン以上を維持し、高成長プランを目指すことが、経済の新常態(tài)の中で「中所得國の罠」を回避する重要な基本戦略である。(編集SN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年1月15日
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