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敦煌とテンセントによる「デジタルシルクロード」計畫 壁畫がゲームに登場
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· 2018-06-28 |
タグ: 敦煌;壁畫;文化 | ![]() 印刷 |
莫高窟第55窟。キャンペーン「デジタル供養(yǎng)人」で集まった寄付金はこの洞窟のデジタル化保護のために使われる(資料畫像 敦煌研究院による提供)
甘粛省?敦煌研究院は現(xiàn)在、インターネットサービス大手?騰訊(テンセント)グループと提攜して「デジタルシルクロード」計畫を進めている。現(xiàn)時點で、複數(shù)の提攜プロジェクトが進行中という。うち、先陣を切って進められていた「デジタル供養(yǎng)人」はすでにネット上で見ることができ、壁畫をゲームの背景畫像に盛り込むプロジェクトもすでに設(shè)計段階に入っているという。敦煌研究院が取材に対して明らかにした。中國新聞網(wǎng)が報じた。
「デジタル供養(yǎng)人」では、消失しつつある敦煌壁畫35點が紹介されており、「インタラクティブ」をクリックすると、クリエイティブ動畫「デジタル供養(yǎng)人」を見て、敦煌の「供養(yǎng)人」文化を理解し、敦煌壁畫にまつわる哲學的な話などを盛り込んだ「智慧錦囊」をゲットすることもできる。ネット上で閲覧可能になった初日に、100萬人ものネットユーザーがクリックし、寄付も行った。
敦煌研究院?文化クリエイティブ研究センターの杜鵑?副センター長によると、敦煌「デジタル供養(yǎng)人」は、オンライン公益キャンペーンで、敦煌石窟の「供養(yǎng)人」の歴史にインスピレーションを得ている。1650年以上前、シルクロード沿線に住んでいた人々は、保護と導きを求めて、洞窟に仏像を安置したり、壁畫を描いたりし、長年かけて仏教遺跡?莫高窟が形成された。洞窟を掘るためのお金を出した人が、敦煌莫高窟の「供養(yǎng)人」と呼ばれている。今回のキャンペーンで集められた寄付金は、敦煌莫高窟の第55窟をデジタル化するために用いられる。
オンライン公益キャンペーン「デジタル供養(yǎng)人」でゲットできる「智慧錦囊」(資料畫像 敦煌研究院による提供)
その他、敦煌研究院は、テンセントQQ音楽と提攜して、音楽イベント「古曲新創(chuàng)」を開催し、敦煌の音楽文化を革新的なデジタルミュージックに盛り込み、今年9月中旬には莫高窟九層樓でコンサート「敦煌盛典」も開催する計畫だ。
杜副センター長によると、敦煌研究院はこれから、テンセントの大ヒットスマホゲーム「王者栄耀」と提攜し、敦煌の要素を盛り込んだゲームのキャラクターデザインを作成する。デザインに敦煌文化が盛り込まれるほか、敦煌文化を説明するページも作成され、若者がそれを見て敦煌文化に対する理解を深めることができるよう取り組む。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月27日
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