今、中國は「第１３次五カ年計(jì)畫」（「十三五」）期にある。「十三五」は、「小康社會」（ややゆとりのある社會）を全面的に実現(xiàn)し、革新型國家の仲間入りする上での決戦段階であり、革新駆動型発展戦略の実施と科學(xué)技術(shù)體制改革の全面深化を?qū)g現(xiàn)する上での正念場でもある。中國政府は科學(xué)技術(shù)革新をかつてないほど重視している。７月２０日、中國政府は「『十三五』科學(xué)技術(shù)革新計(jì)畫」を決定し、主體の革新、拠點(diǎn)の革新、空間の革新、ネットワークの革新、ガバナンスの革新、環(huán)境の革新の６つの面から、國家革新體系を確立するよう要求した。計(jì)畫は、科學(xué)技術(shù)進(jìn)歩の貢獻(xiàn)率を現(xiàn)在の５５％から６０％に引き上げる、知識集約型サービス業(yè)増加値のＧＤＰ比を現(xiàn)在の１５.６％から２０％にするなど、１２項(xiàng)目の指標(biāo)を打ち出した。これらの指標(biāo)は、一國の科學(xué)技術(shù)力を判斷する重要指標(biāo)である。

「『十三五』科學(xué)技術(shù)革新計(jì)畫」の目標(biāo)は、中國が今後５年で世界が認(rèn)める科學(xué)技術(shù)革新型國家の仲間入りをするべく努力していることを示している。

中國には、オリジナル革新能力の強(qiáng)化が必要、キーとなるコア技術(shù)が人的制限を受ける局面がまだ根本的に覆されていない、リーダー人材とハイテク人材がまだ不足している、産學(xué)研用の連攜がうまくいっていないなど、解決が必要な問題がまだある。しかし、中國が今ほど科學(xué)技術(shù)革新型大國という目標(biāo)に近づきつつあることはない。

「北京週報(bào)日本語版」2016年8月24日