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國際公共財になりつつある中國製新型コロナワクチン
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· 2021-01-29 · ソース:人民網 |
タグ: ワクチン;新型コロナウイルス;政治 | ![]() 印刷 |
新型コロナウイルス感染癥は現在もなおパンデミックの段階にある。新型コロナ感染癥に人類が最終勝利するうえで鍵となるのがワクチンだ。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は25日、「新型コロナ感染癥のパンデミックはすでに世界に數兆ドルの損失を與えていると見られ、ワクチンを公平に分配できなかった場合、世界はモラルと経済の二重の災禍に直面する」とした。人民日報海外版が伝えた。
責任ある大國として、中國は新型コロナウイルスワクチンの開発が完了し、使用が始まった後、これを國際公共財として、途上國におけるワクチンのアクセシビリティとフォーダビリティの確保に貢獻することを早い段階で約束した。
2020年10月8日、中國はGAVIアライアンスとの合意に署名し、COVAXに正式參加した。COVAXは、2021年末までに世界に20億回分の新型コロナワクチンを提供し、「自費調達エコノミー」と「被資金援助エコノミー」とに分けて、各國が公平にワクチンを得られるようにする方針だ。
外交部(外務省)の華春瑩報道官は以前定例記者會見で、「これは、人類衛生健康共同體の理念を堅持し、ワクチンを國際公共財とすることを後押しする中國の重要な措置だ。中國は複數のワクチン開発において世界的トップ水準にあり、かつ十分な生産能力を備えているが、それでもCOVAXへの參加を決定した。その目的は、実際の行動によって世界での公平なワクチン分配を促進し、発展途上國へのワクチン提供を確保すると同時に、能力のあるさらに多くの國々のCOVAXへの參加と支持につなげることだ」と述べた。
中國初の新型コロナ不活化ワクチンの販売が條件付きで開始され、他のワクチンも各國で第Ⅲ相臨床試験が進む中、中國製ワクチンの調達と接種を承認する國々が世界で増えている。
國薬集団(シノファーム)中國生物が北京と武漢に建設した新型コロナ不活化ワクチンのハイレベルバイオセーフティ生産工場では、すでに大量生産が行われている。國薬集団の劉敬楨長によると、同集団は2020年末までに1億回分近くのワクチンを生産。2021年には10億回分以上を生産できる見込みだ。
北京科興中維生物技術有限公司の尹衛東會長によると、同社は現在、年10億回分を生産する基本條件を備えており、5億人のワクチン接種(1人2回)が可能だ。目下のところ工場は24時間稼働しているという。
工業情報化部(工業情報化省) 消費財産業局の毛俊鋒氏は、「すでに中國では18社が新型コロナワクチンの生産能力を続々と整えている。中國の新型コロナワクチンは生産能力がさらに高まるに従い、國內の大規模な接種需要を満たすことができ、ワクチンを國際公共財とする後押しにも貢獻できるものと信じる」と語る。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年1月28日
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