中國國務(wù)院新聞弁公室は27日、「西蔵民主改革60年」白書（以下、「白書」）を発表した。新華社が伝えた。

白書は、「前書き」から始まり、「封建農(nóng)奴制度の暗黒時(shí)代」、「阻むことのできない歴史の流れ」、「封建農(nóng)奴制度の撤廃」、「人民を主とする制度の実現(xiàn)」、「生産力の解放と発展」、「各事業(yè)の発展の推進(jìn)」、「生態(tài)文明建設(shè)の強(qiáng)化」、「信教の自由の保障」、「民族平等団結(jié)の促進(jìn)」、「新時(shí)代に入る西蔵の発展」、「あとがき」といった內(nèi)容がまとめられている。

また白書は、2019年は西蔵民主改革60周年の年にあたり、この民主改革は西蔵の歴史において、もっとも偉大で、最も深みのある社會(huì)変革だと指摘。民主改革を経て、西蔵は封建農(nóng)奴制度という暗黒の時(shí)代から、まったく新しい社會(huì)制度を築き上げ、人民の解放を?qū)g現(xiàn)したばかりでなく、人民を國と社會(huì)の「主人」に據(jù)え、様々な権利をしっかり保障する制度を整えたとしている。

さらに白書は60年間にわたって創(chuàng)造してきた素晴らしい成果を挙げ、民主改革が西蔵に明るい発展の未來図を描きあげたと指摘。中央政府と中國全土の人民による多大な支持の下、西蔵各民族の人民は進(jìn)取の精神で、粘り強(qiáng)く努力し、素晴らしい故郷を建設(shè)しただけでなく、貧困と立ち遅れていたかつての西蔵を、発展し繁栄した経済と全面的に進(jìn)歩した社會(huì)、優(yōu)れた生態(tài)環(huán)境を備え、人々が幸福に暮らすことができる新しい西蔵へと生まれ変わらせたとしている。

そして白書は、60年間にわたる団結(jié)と進(jìn)歩についても觸れている。民主改革を通じて、西蔵各民族の人民は中國全土の人民と共に、心を一つにして同じ目標(biāo)に向かって、共に努力し、平等で、団結(jié)し、互いに助け合い、調(diào)和のとれた民族関係を築き上げてきた。國の統(tǒng)一を擁護(hù)し、分裂に反対する中で、西蔵各民族の人民は黨中央の下にしっかりと団結(jié)し、様々な困難とリスクという試練に耐え、中華民族共同體という意識(shí)をしっかりと作り上げてきた。

白書は現(xiàn)在、「習(xí)近平による新時(shí)代の中國の特色ある社會(huì)主義思想」の指導(dǎo)の下、西蔵各民族の人民は中國全土の人民と共に、より幸福で素晴らしい暮らしを創(chuàng)造し、中華民族の偉大な復(fù)興を?qū)g現(xiàn)するために力を盡くすとしている。そして、新時(shí)代の中國の特色ある社會(huì)主義を建設(shè)する事業(yè)はその帆を掲げて漕ぎ出し、西蔵にはより輝かしい未來が訪れることになるだろうとした。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月28日