ホーム >> 政治 >> 本文 |
|
2018年度の國家科學技術賞における新たな注目點とは?
|
· 2019-01-10 |
タグ: 科學技術;民生;政治 | ![]() 印刷 |
國家科學技術奨勵大會が8日、北京で開催され、2018年度國家科學技術賞には計278プロジェクトと7人の科學技術専門家が選出された。ここでは今回の受賞狀況と受賞プロジェクトにはどのような新たな特徴があるのか紹介していこう。
■最高賞の賞金が800萬元まで引き上げ
2018年は度國家最高科學技術賞の賞金額がこれまでの1人あたり500萬元から1人あたり800萬元まで引き上げられた。しかもその賞金は全額が受賞者個人に授與された。
國家科學技術奨勵活動弁公室の責任者によると、賞金額の調整は國家最高科學技術賞創設から20年近くで初めてのことであり、科學技術関係者に対する黨と國の激勵と配慮を十分に示す狙いがあるという。
國家最高科學技術賞の賞金基準が調整されたのと同時に、國家自然科學賞と國家技術発明賞、國家科學技術進歩賞の賞金額も一律50%引き上げられた。
■基礎研究の成果が多數
國家自然科學賞は6年間連続で1等賞が選出されており、物理學は再びブレイクスルー的進展を手にしている。清華大學の薛其坤院士のチームは世界で初めて量子異常ホール効果を実験で測定。凝縮系物理學の世界で近年最も重要な発見の1つとされている。材料科學や化學など中國が國際的にリードする學問でもハイライトが多くあった。
■産業技術革新で相次ぐブレイクスルー
従來型産業で理論と技術の革新が続き、産業の高度化を技術面から支えた。例えば中國石油は盆地礫巖油層探査の理論技術體系を初めて構築し、伝統的観念の突破口となり、世界最大の礫巖油田である瑪湖油田(3級石油地質埋蔵量12億4000萬トン)を発見した。理論的成果は中國石油化工新疆探査區、トルファン-ハミ盆地などの石油?天然ガス採掘に応用され、石油採掘の新たな可能性を開拓した。
ハイテク?新興産業にも若干の技術的ブレイクスルーが見られた。AIの研究成果は産業化への応用が次第に進んでいる。自動車のスマート化という変革の方向に向けて清華大學の開発した「自動車スマート運転支援システム」は外國による技術獨占を打破し、すでに大規模な産業化を実現している。
2次のページへ |
シェア: |
|
このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
住所 中國北京市百萬荘大街24號 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
京ICP備08005356號 京公網安備110102005860號