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ばら売りを賢く利用して質(zhì)の高い生活をエンジョイする上海の若者
  ·   2020-09-28  ·  ソース:人民網(wǎng)
タグ: 若者;消費;社會
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上海ではかつて、油や塩、醤油、酢、お米、お酒などたくさんの物を小買いすることができた。小買いなら、さまざまな商品を、1個でも1本でも、最も小さい単位で必要な分だけ買うことができる。

現(xiàn)在、小買いが人々の生活に中で「復(fù)活」している。ホワイトカラーはマイボトルを手にコーヒーを買いに行き、高齢の男女は瓶を手にピーナッツペーストを買いに行く。そんな小買いライフが若者の間で人気になり、ほしいものを適量だけ買うというライフファッションがトレンドとなっている。

ばら売りピーナッツペーストの年間販売量は缶入りにして重ねるとテレビ塔3つ分の高さに

上海の繁華街?淮海路にある全國特産物商店の漬物?タレ売り場は毎日大盛況となっており、長蛇の列ができている。タレ売り場の前で、女性の周さんは、慣れた手つきでガラス瓶2つを取り出して、店員に渡していた?!袱长呈?dāng)?shù)年、ここに來て、小買いしている。自分の家の瓶なら衛(wèi)生的だし、必要な分だけ買えるし」と周さん。

売り場の店員によると、「瓶を持って小買いしに來る客は少なくない。ピーナッツペーストやゴマペーストなど、人気のタレだけでも、毎日100‐150キロ売れ、1日の売上高は3‐4萬元(1元は約15.45円)。タレ売り場の3%の面積で売上高の20%に寄與している。ピーナッツペーストの販売量だけを見ても、年間で、35センチの高さの缶を積み上げると、テレビ塔?東方明珠電視塔(高さ467.9メートル)3つ分の高さになる」という。

上海の人々が小買いを好むのはそのコストパフォーマンスの高さからだ。

インク、香水、マスキングテープなどもばら売り

現(xiàn)在、「小買い」が上海で少しずつトレンドになっている。90後(1990年代生まれ)や00後(2000年以降生まれ)にお馴染みの「ばら売り」が、「小買い」のことだ。

オンラインショップ?淘寶網(wǎng)で、90後の汪剛さんは、モンブランの萬年筆のインクをばら売りしており、販売開始後すぐに「どれだけ買うと送料無料になるのか?」という問い合わせが入ったという。「ばら売り5ミリリットルで約10元」だ。汪さんは萬年筆のカラーインクが大好きで、カラーインクをばら売りするショップを経営している。日本のセーラー、ドイツのヌードラーズ、モンブランなどは、人気のカラーインクブランドだ。ただ、外國のカラーインクは一瓶300‐400元と高価で、一瓶買っても普通の人だとなかなか全部使い切ることはできない。そのため、ばら買いがコストパフォーマンスの高いチョイスとなる。

香水も同じだ。ある香水の販売者は、「キールズのオリジナル香水は1本350元。ばら売りなら1ml 9元。10ml買うと、江蘇省、浙江省、上海なら送料無料だ。コストと送料を引くと、10元ほどしか儲からない。買い手にとって、『小買い』はコストパフォーマンスが高い」と話す。

上海の手帳や関連商品を販売する店舗が集まるバザーでは、多くの學(xué)生が、専用グッズを持って、マスキングテープをばら買いしに來ている。そして、店員も親切にそれをばら売りしている。マスキングテープをなぜばら買いするのだろう?1つのマスキングテープには一組の模様が入っており、それが繰り返されている。ある若者の客は、「ばら売りのほうがお得。マスキングテープ1つの値段で、7‐8個の種類の模様を買うことができる。それで、手帳をデコレーションするレパートリーも増える」と話す。

「小買い」は生活の哲學(xué)

「小買い」の復(fù)活は、社會の消費理念が変化していることを示している。

なぜ、數(shù)元や數(shù)角安くなることを望むのだろうか?汪さんは、「実際には、ばら売りで5ミリリットルも買えば十分。多くの90後や00後は、盲目的に買いだめしたり、自分の能力を超えた消費を追求したりするよりも、質(zhì)の高い生活を、よく計算しながら追求するというのが、消費観念になっている」と話す。

それは、「ケチ」という意味ではなく、生活の本質(zhì)に平然と向き合い、融通を利かせているだけだ?!感≠Iい」は、機転が利き、実用性を求める上海の人々の特徴を正確、かつ生き生きと描き出している。

このように節(jié)約しながらでも、生活を楽しむことは可能なのだ。(編集KN)

「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月27日

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