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「貓かわいがり」で貧乏に? 若者に「ネコノミクス」の波
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· 2020-11-19 · ソース:人民網(wǎng) |
タグ: 若者;ペット;経済 | ![]() 印刷 |
利口でかわいらしく、いつでも一緒に出かけられる貓。今、若者の間で貓が大人気で、貓を飼う、貓カフェに行って貓と遊ぶ、「クラウドで貓をかわいがる」ことは、多くの若者にとって日常の一コマになった。「半月談」が伝えた。
貓のために生活費(fèi)を稼ぐ若者たち
「自分は食べなくてもいい、でも貓にはちゃんとしたものを食べさせる」、「貓様のために苦労して生活費(fèi)を稼ぐ」……「貓の奴隷」たちはこんな投稿を通して貓のいる日常をユーモラスに綴る。
広東省広州市で働く胡超さんは1年ほど前、周りの友達(dá)がみんな貓を飼っているという誘惑に駆られて、茶トラ貓を飼い始めた。毎月の給與は6千元(1元は約15.9円)弱で、家賃と生活費(fèi)を除くとほとんど殘らない。そんな中、今年初めに貓が大きな病気をして、急に出費(fèi)がかさむようになった。
何度か検査を受け、1千-2千元の費(fèi)用がかかった。診斷がつくと、毎日決まった時(shí)間に病院に行って注射をしなければならず、それが1週間続いて數(shù)百元かかった。胡さんは、「今、生活は苦しいけれど、貓を飼うと決めたからには頑張ろうと思う。貓がいることのうれしさや楽しさは何物にも代えがたいから」と話した。
広州市で実習(xí)生をしている楊さんも貓好きで、ブリティッシュショートヘアを飼おうと思ったこともあるが、結(jié)局諦めた。「今の実習(xí)生の給料では貓に『恥ずかしくない暮らし』をさせることができないから」だという。
楊さんは「貓をかわいがる」ため、よく貓のクリエイティブグッズを購入し、時(shí)々貓カフェに出かける。「コーヒーを飲むためでなく、貓と遊んで、満足したいからだ。毎週、貓のために300元は使うが、それだけの価値はある。暮らし向きがよくなったら、自分の貓を飼って、思いきり遊びたい」という。
ペット消費(fèi)が急増中
ペットSNSの狗民網(wǎng)が発表した「2019年中國ペット産業(yè)白書」によれば、19年に全國都市部でペット(犬?貓)を飼っている人は6120萬人に上り、前年比472萬人増加した。このうち貓の飼い主は2451萬人だった。ペットの貓の消費(fèi)市場規(guī)模は780億元で、前年比19.6%増加し、増加率は犬の消費(fèi)市場を上回った。貓の飼い主の中心は若者だ。
貓のスタンプや動(dòng)的畫像から、貓の手カップなどのクリエイティブグッズまで、貓文化から発生した貓経済が空前のブームで、今や整った産業(yè)チェーンまで生まれている。
広州市天河區(qū)のペットショップでは、貓の繁殖?取引サービスだけでなく、さまざまな貓関連グッズを提供している。キャットフード、貓のおやつ、貓のご飯皿、貓砂、さらには3-4平方メートルのキャットハウスまである。
貓は好きだが飼う條件がそろっていないという人は多い。大家から許可が下りない、ルームメイトがいやがるなどだ。ここ數(shù)年の貓カフェの登場で、飼っていないがかわいがりたいという「貓かわいがり」のニーズが満たされるようになった。広州市の場合、生活関連アプリで「貓カフェ」と検索すると、136軒の検索結(jié)果があった。上海市は467軒だった。
業(yè)界関係者は、「これまであったようなキャットフードや関連グッズだけでなく、貓カフェ、預(yù)かりサービス、お葬式、クラウドペット飼育アプリなど、新業(yè)態(tài)が急速に発展している。15年には日本の経済學(xué)者が『ネコノミクス』という言葉を発明した。経済的にどんなに苦しくても、貓と関連グッズへの情熱が永遠(yuǎn)に冷めることはない、そんな様子を形容した言葉だ」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年11月18日
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