上海市で11月10日に開かれた上海市第14期人民代表大會常務(wù)委員會第33回會議において、「上海市都市全體計畫（2016―2040）（審査稿）」が審議された。手順に基づき、「上海2040」全體計畫は、今回の市人民代表大會常務(wù)委員會で審議後、國務(wù)院の認(rèn)可を得るために正式に報告される。本會では、全體計畫の審査稿（以下、「全體計畫」）の説明ならびに審議意見の報告が行われた。北京商報が伝えた。

「全體計畫」では、常住人口を厳しく抑制し、2020年までに常住人口を2500萬人までに抑え、約2500萬人を2040年の居住人口抑制基準(zhǔn)として定めることが打ち出された。

また現(xiàn)在、上海の建設(shè)用地総量は、すでに「頭打ち」の狀態(tài)となっている。2015年、上海市の建設(shè)用地総面積は3145平方キロメートルに達(dá)し、その他多くの國際大都市を20-30％上回る規(guī)模となった。このため、「全體計畫」は、「建設(shè)用地のマイナス成長」という目標(biāo)を設(shè)定、2040年までに上海の建設(shè)予定地の総面積を3200平方キロメートル以內(nèi)に抑えることを明確に示した。この目標(biāo)は、2020年までの建設(shè)予定地目標(biāo)3226平方キロメートルから、さらに26平方キロメートル削減されている。

全體計畫では、建設(shè)用地構(gòu)造を合理化し、建設(shè)用地機(jī)能の複合化を推し進(jìn)め、空間を留保するシステムを構(gòu)築することが強(qiáng)調(diào)されている。また、建設(shè)予定地についても、重大事件?重大プロジェクトの用地を選定?確保し、計畫の抑制を強(qiáng)化し、今後の都市発展における不確定要素に対応していく方針だ。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月26日