このところ、広州、上海、南京などの都市で総合病院の小児科が急診と夜間診療を中止しており、小児科専門(mén)醫(yī)の不足に対して人々から心配の聲があがっている。  

婦人?児童保健計(jì)畫(huà)出産支援システムは第２子出産政策の重要な保障である。「決定」が明らかにしているように、産科?小児科専門(mén)醫(yī)、助産師、看護(hù)師の人材育成を急ぎ、サービス価格を合理的に定め、賃金などの面で政策上の傾斜を強(qiáng)める。専門(mén)家は、條件を備えた大學(xué)が小児科専攻コースを設(shè)置し、４年制大學(xué)で助産関連専攻の學(xué)生募集を行う可能性があることを意味しており、醫(yī)療関係者の待遇改善、職場(chǎng)の魅力向上に役立つ、との見(jiàn)方を示している。  

２人の子供を出産する女性は合計(jì)すると４、５年間妊娠?出産期にあることになり、求職時(shí)に差別されるのではないかと心配する人もいる。「決定」は、女性が出産後仕事に復(fù)帰することを支持し、仕事と家庭を両立させられるような措置を雇用先が策定するよう奨勵(lì)するとの方針を明確にしている。  

管理メインから家庭に対する支援重視へ  

「家庭へのサービス」が「決定」に盛り込まれたことは大きな注目點(diǎn)だ。家庭の発展を重視することには、出産のサポート、子育て、青少年の発展、高齢者扶養(yǎng)、病人?身障者の世話などを含む家庭発展支援政策が含まれる。例えば、計(jì)畫(huà)出産休暇取得奨勵(lì)の面では、出産政策に符合する夫婦の出産休暇延長(zhǎng)奨勵(lì)などの政策措置を策定し、休暇期間の合法的権益を保障する。また家庭の高齢者ケア?子育ての面では、「新家族計(jì)畫(huà)」プロジェクトと計(jì)畫(huà)出産家庭の科學(xué)的に正しい子育て、青少年の健全な発展、高齢者ケアの試行を行い、健全な家庭健康サービスシステムを模索し、コミュニティでの幼児保育、高齢者デイサービス、在宅ケアなどのサービスを強(qiáng)化する。  

「決定」は、２０２０年までに計(jì)畫(huà)出産サービス管理制度と家庭発展サポートシステムを整備し、誰(shuí)もが計(jì)畫(huà)出産の優(yōu)良なサービスを享受できるようにし、人口の総量を計(jì)畫(huà)目標(biāo)內(nèi)に抑えることを明確にしている。 

「北京週報(bào)日本語(yǔ)版」2016年1月15日