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京劇がテーマのアニメが日本のアニメに立ち向かえるか?
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· 2016-11-15 · ソース: |
タグ: 京劇;アニメ;中日交流 | ![]() 印刷 |
中國の伝統的な古典演劇?京劇の要素とアニメを組み合わせた中國のオリジナルアニメ「京劇貓(Beijing Opera Cats)」は昨年12月に配信が始まり、中國國産アニメの視聴率記録を次々に塗り替え、「全國児童視聴率王」、「中國國家新聞出版広播電影電視(ラジオ?映畫?テレビ)総局優秀國産アニメ推薦」などの栄譽も手中にしてきた。現在、同アニメのシーズン1の第二章の配信も始まっている。日本や米國のアニメが中國のアニメに與える影響について、「京劇貓」の彭擎政?総監督は、「作風に過度にジレンマを感じる必要はない。中國語で物語を展開できるのが一番いい」と語っている。長春晩報が報じた。
「京劇貓」は京劇の「唱念做打(歌、せりふ、しぐさ、立ち回り)」の四法、「手、眼、身、法、歩」の五功、納?督?録?判からなる十二宗の概念と、中國の人々が最も好きな「貓」を組み合わせており、貴族の血統を持たない普通の貓たちが団結して敵と戦う物語が展開される。
近年、人気となっている「中國風」のアニメを見ると、依然として日本のアニメの影響を受けている作品が多い。ストーリーやキャラクターには中國の特徴があるものの、1980-90年代のころのオリジナルティある中國アニメとは全く異なっている。その點、彭総監督は、「作風に過度にジレンマを感じる必要はない。西洋人には西洋人の思考回路があり、東洋人には東洋人の意識形態がある。冷靜になって、偏見を捨て、まず、いかに自分たちの言葉でストーリーを展開していくかということに集中して考えればいい。他にはない形式をあまりに追及すると、めちゃくちゃな作品になってしまう可能性が高い」との見方を示す。
「西遊記之大聖帰來(Monkey King: Hero is Back)」や「大魚海棠(Big Fish & Begonia)」など、數々のアニメーション映畫が大ヒットするにつれ、中國人のアニメ業界に対する期待も高まっている。しかし、多くの業界関係者は、「多くの中國のアニメーション映畫は製作の面で一定の基準に達していない」と聲を揃える。その點について、彭総監督は、「アニメに関係する産業チェーンは非常に複雑。映畫?ドラマの市場がある國は、ほとんどすべて自國でもアニメを製作しているが、アニメを実際に産業化できているのは米國と日本だけ。そのため、中國のアニメ業界の現狀に失望してはならない。どんな業界でも成長の過程が必要だ」と指摘している。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年11月15日
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