今年1月、沖村氏は中國政府が授與する國際科學技術協力賞を受賞、この賞を受賞した外國人7人のうちの1人で、今年の受賞者で唯一の日本人でもあった。自民黨の高村正彥副総裁は式辭において、「沖村憲樹氏は行動を以って日中両國の科學技術交流に全力を盡くした。中國國際科學技術協力賞の受賞は、沖村氏の貢獻に対する中國政府の積極的評価である」と述べた。

沖村氏はかつて日本技術振興機構（JST）理事長を務め、在任中にJST北京事務所とJST中國総合研究センターを立ち上げ、中日科學技術交流に重要な貢獻を果たした。2013年に同機構特別顧問に就任して以降は、日本?アジア青少年サイエンス交流計畫（さくらサイエンスプラン）を呼びかけ、アジア青少年の科學技術交流を深め、中日協力と共同発展の推進に積極的な役割を果たしている。（編集IM）

「人民網日本語版」2016年3月9日