春節(jié)(舊正月、2022年は2月1日)が近いている中、多くの地域が「今いるところで年越し」するよう呼び掛けており、新型コロナウイルス感染拡大の動(dòng)向がなかなか見通せないため、再度帰省を諦め、昨年に続き、「原年人 （今いるところで年越しをする人）」になる人が多い。そのような現(xiàn)狀を背景に、「特需」に沸いている商品がある。中新網(wǎng)が伝えた。

調(diào)理済み食品 

今いるところで年越しをする人は、実家のある地域を離れて一生懸命働いている若者が多い。こうした若者は、自炊できない場(chǎng)合が多い。それでも、ちょっとリッチな年越し料理を食べて、年越しのセレモニー感を存分に発揮したいという人も多い。そのような場(chǎng)合はどうすればいいのだろう？

こうした狀況を背景に、切ったり、洗ったり、味付けをしたりする必要はなく、溫めるとすぐに食べられるという調(diào)理済み食品が今、大人気になっており、各大手ECプラットフォームやオフラインのスーパーなどでは人気料理人が作る「調(diào)理済み年越し料理」の売れ行きが絶好調(diào)になっている。

「商務(wù)ビッグデータ」の主なECプラットフォームのモニタリングによると、「全國オンライン年越し用品フェスティバル2022」がスタートしてから、半調(diào)理品が大人気となり、調(diào)理済み食品の売上高が前年同期比45.9％増となっている。

スキー用品 

今年は春節(jié)の時(shí)期が、2月4日に開會(huì)する北京冬季五輪と重なっていることもあり、「原年人」たちの間では、スキーが人気になっている。またその影響で、スキーウェアやスキー板といったスキー用品の売上が大幅に伸びている。

「商務(wù)ビッグデータ」の主なECプラットフォームのモニタリングによると、スキー用品の売上高が前年同期比51.9％増、冬季五輪記念グッズの売上高が同26.9倍増、ウィンタースポーツ系テーマパークの入場(chǎng)券の売上高が同131.5％増、スキー場(chǎng)の入場(chǎng)券の売上高が同95.2％増となっている。

さらに「スキー場(chǎng)で年越し」というのが今年の春節(jié)期間に行く旅行の新たなトレンドとなっている。旅行サイト?攜程網(wǎng)の統(tǒng)計(jì)によると、スキー場(chǎng)の検索數(shù)が昨年と比べて倍増しており、春節(jié)期間の関連ユーザーのスキー予約率が85％に達(dá)している。

民宿?コテージ 

「今いるところで年越し」すると言っても、ずっと家にいるというのは退屈であるため、遊びに行く計(jì)畫を立てている人も多い。

旅行プラットフォームの予測(cè)によると、春節(jié)期間中、今いる都市や省にある宿泊施設(shè)を利用するという傾向が昨年と一昨年よりもさらに浮彫になっている。春節(jié)は家族と一緒に過ごしたいと思う人が多いため、溫泉リゾートや子連れ向けのホテル、コテージなどが人気となっている。

今いるところの近くにあるコテージを予約して年越しするというのもトレンドとなっている。民泊施設(shè)予約プラットフォーム「途家」の統(tǒng)計(jì)によると、今年の春節(jié)期間中、ヴィラ?コテージ?民宿が大人気となっており、予約數(shù)は2021年の春節(jié)と比べて約56%増となっている。

マーダーミステリー 

春節(jié)期間中は骨休めをして、のんびりと遊びたいという人も多い。

2021年の春節(jié)前には麻雀卓が爆発的に売れて話題になり、検索のトレンド入りした。一方、今年の春節(jié)前は、「麻雀卓」の勢(shì)いがマーダーミステリーにやや抑えられた形になっているようで、オンラインショップ?淘寶が発表した「寅年の春節(jié)の人気年越し用品トップ10」にマーダーミステリーがランク入りしている。

統(tǒng)計(jì)によると、ここ3週間近くにわたり、淘寶のマーダーミステリーの検索數(shù)、販売量がいずれも同100％以上増となっている。購入しているのは主に「90後(1990年代生まれ)」や「95後(95‐99年生まれ)」の若者となっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年1月30日