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中國の內需のポテンシャルを喚起する國際消費中心都市の構築
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· 2021-11-16 · ソース:人民網 |
タグ: 消費;國際化;経済 | ![]() 印刷 |
第14次五カ年計畫と2035年までの長期目標綱要は、國際消費中心都市を育成?建設し、一部の地域消費中心を構築することを打ち出した。今年は國務院の承認を受けて、國が上海市、北京市、広州市、天津市、重慶市で、全國に先駆けて國際消費中心都市の育成?建設事業を展開している。
國際消費中心は現代の國際化した大都市のコア機能の1つであり、消費を力強く実現し、さらに誘導、牽引の役割を備える。改革開放がスタートしてから、中國の消費市場が持続的かつ急速に発展し、消費構造が絶えず高度化している。一部の都市は消費規模が大きく、発展ペースが速く、ポテンシャルが高くなり、國際化レベルが著しく上昇し、周囲への波及効果と牽引力も絶えず強まり、國際消費中心を育成するための基礎と條件がすでに備わっている。
國際消費中心都市の育成?建設という新たな目標に向かって、5都市が正確な位置づけをし、重點を突出させ、特色を鮮明にし、力強い措置を打ち出している。上海は市場と流通の規模の大きさという優位性を発揮し、多くの企業が集まる消費?供給體制を構築し、世界の新製品発表の場、世界の消費目的地になるよう努力している。北京は國際的影響力をもった數多くの消費ランドマークの構築に力を入れ、消費の新たなランドマークの構築、消費ブランドの育成の全面的実施などを含む「10大特定行動」を打ち出した。灣岸エリアの大規模な市場、大規模な消費、大規模な製造業、大規模なサービス業という優位性に軸足を置く広州は、香港、澳門(マカオ)と協同して世界的に影響力ある消費都市群を建設している。中國北方地域の重要な商工業中心で、ターミナル都市としての天津は、河川、海、港灣、西洋風建築などの特色をめぐり、短所を補い、基礎を強化し、プラットフォームを建設している。重慶は國際的なショッピング、グルメ、エキシビション、観光、文化の「5大有名都市」を建設し、重慶の特色にあふれ、西部地域に影響を與え、東南アジアと南アジアを視野に入れた特色ある國際消費中心都市を構築することを打ち出した。こうした取り組みは地域的な特色がありつつ、全國市場にも融合するもので、消費構造の最適化?高度化を推進する上でプラスになる。
今年第1-3四半期(1-9月)には、経済成長に対する最終消費支出の寄與度が64.8%に達し、中國の経済成長を牽引する最大の動力源になった。長期的な流れを見ると、國內の大きな循環を主體としつつ、國內と國外の2つの循環が相互に作用し合う新たな発展構造を構築する中で、中國の経済発展を支える內需の役割がより一層顕在化するとみられる。國際消費中心都市を建設することにより、こうした都市が持つ牽引?誘導の役割を発揮させ、全國市場の消費のポテンシャルをかき立て、新たな発展構造の構築に堅実な內需の基礎を提供する。同時に、國際消費中心都市を建設すれば、國際消費市場における中國の地位を向上させ、質の高い消費によって國內の供給側の最適化?高度化を牽引することになる。
現在、中國は新たな発展段階に入り、國民の生活レベルは次の段階にステップアップし、消費高度化の大きな波が次々に押し寄せている。國際消費中心都市の育成?建設は消費市場の質向上と高度化を加速し、都市の消費能力のレベルと國際化のレベルを向上させ、中國経済の質の高い発展推進に力を貢獻する。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年11月16日
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