アメリカの経済誌『フォーチュン』はこのほど、２０１９年版の世界企業(yè)番付「フォーチュン?グローバル５００」を発表した。その中で中國企業(yè)の數(shù)は１２９社に達(dá)し、ランキング入りする中國企業(yè)が長年増え続けている。これは一部の國際メディアから「歴史的な変化」と考えられている。 

ランキングによれば、順位の上昇が最も早い１０社のうち、中國企業(yè)が６社を占め、持続的にランキング入りしている企業(yè)の中で、７７社の中國企業(yè)が昨年に比べて順位を上げており、新たにランキング入りした企業(yè)のうち、中國企業(yè)は半數(shù)以上を占めている。その他、會社設(shè)立から最も短い期間で世界企業(yè)トップ５００社にランキング入りしたのも中國企業(yè)だった。  

世界レベルの大企業(yè)が中國で増えているのは、中國経済が日増しに力強(qiáng)さを増し、大きくなっていることの表れだ。近年來、中國の経済成長は相対的に高い水準(zhǔn)を保ち、経済規(guī)模は絶えず拡大しており、その構(gòu)造は持続的にモデルチェンジとアップグレードが進(jìn)み、企業(yè)の発展に多くの新たなチャンスをもたらしている。同時(shí)に、行政の簡素化、減稅?費(fèi)用削減などといった一連の新たな措置は、中國のビジネス環(huán)境を絶えず改善し、市場のムードを日増しに活気づけている。 

中國企業(yè)の総體的な力強(qiáng)い発展は、まさしく中國経済が安定の中で成長し、その見通しが明るいことの現(xiàn)れだ。 

世界的な大企業(yè)の増加は、中國経済が競爭力を持っているという一面も現(xiàn)している。今回世界企業(yè)トップ５００社に入った中國企業(yè)の中には、華為（ファーウェイ）、格力（グリー?エレクトリック）、騰訊（テンセント）、蘇寧易購などといった多くの製造業(yè)企業(yè)やデジタル企業(yè)、イノベーション型企業(yè)が名を連ねている。これは近年來、中國の製造業(yè)が著実にレベルアップし、中國企業(yè)が人工知能（ＡＩ）やモノのインターネット（ＩｏＴ）などの分野で恐れることなく先へと進(jìn)み、産業(yè)を跨いで融合する現(xiàn)象の縮図だ。 

事実、現(xiàn)在電子商取引や卸売販売などの分野で、中國市場では海外の多國籍企業(yè)が競爭力の低下により中國企業(yè)に敗れる事例が絶えず出現(xiàn)しており、これらの事例は今回のランキングの一部の変化を裏付けるものだ。 

成果はむろん喜ばしいことだが、ランキングが映し出しているいくつかの問題も反省する必要がある。全體的に見て、中國企業(yè)は規(guī)模が大きいものの強(qiáng)さに欠けるという従來からの問題は未だに存在する。今回ランキング入りした世界企業(yè)トップ５００社の平均利益は４３億ドルだが、ランキング入りした中國企業(yè)の平均利益は３５億ドルだ。しかも、ランキングの中から銀行を除くと、中國企業(yè)の利益水準(zhǔn)はアメリカ企業(yè)の３分の１程度しかない。