お経を読んだ回數(shù)を記録するスマート數(shù)珠、水深150メートルまで潛れる水中ドローン、耳をふさがないヘッドフォンなど、開催中の第20回中國國際ハイテク成果取引會（高交會）には、高い科學(xué)技術(shù)力を備えた畫期的な製品が続々登場している。中國新聞社が伝えた。

中國科學(xué)技術(shù)部（省）の専用會場では、エアバス「A320」機(jī)の飛行訓(xùn)練裝置のところで、來場した企業(yè)の関係者が操縦に夢中になっている様子がみられた。體験者は機(jī)長の席に座り、プロの教官の指導(dǎo)を受けながら、航空機(jī)の操縦を疑似體験し、離陸、著陸などを試みていた。

この裝置を開発した哈爾浜（ハルビン）ライト兄弟科技開発有限公司の楊冬?市場マネージャーは、「今年は弊社が初めて高交會に出展した年で、會場に展示したコックピットのレプリカは実物大で忠実に再現(xiàn)されており、飛行の論理と飛行データはすべて本物と同じだ。弊社が製造する裝置はプロ飛行士の訓(xùn)練育成にも使用できるし、學(xué)生の科學(xué)教育や一般向け疑似飛行體験にも利用できる」と述べた。

情報技術(shù)?製品展示ブロックでは、深セン市吉影科技有限公司のスマート水中ドローン「タイタニック號」が、擔(dān)當(dāng)者に操縦されて水中で動き回るデモンストレーションを披露していた。同公司の王興慧販売ディレクターは、「『タイタニック號』には6つのスクリューがついていて、水深150メートルまで潛って作業(yè)することができる。飛行時間は最長4時間で、水中での遊びや撮影などのニーズに十分に応えられる」と説明した。

臺灣地區(qū)のすぐれた製品を集めた臺灣精品館では、一見普通の數(shù)珠が企業(yè)関係者の注目を集めていた。臺灣貿(mào)易センターの擔(dān)當(dāng)者彭湘尹氏は、「この數(shù)珠はお経を読んだ回數(shù)を記録したり、振動でお経を読むタイミングを知らせてくれたりする。スマートブレスの機(jī)能も備えており、仏道修行の合間に、歩いた歩數(shù)のチェックや睡眠、心拍數(shù)のモニタリングも可能だ」と説明した。

深セン市韶音科技有限公司は今回の高交會で骨伝導(dǎo)ブルートゥースヘッドフォンを披露した。同公司の杜亮?大エリアマネージャーは、「骨伝導(dǎo)ブルートゥースヘッドフォンなら側(cè)頭骨と蝸牛を通して音を聴覚神経に到達(dá)させることができるので、普通のヘッドフォンのように鼓膜を痛めることがない。両耳をふさぐこともないので、自転車やジョギングなどのアウトドアシーンで音楽を聴いていても危なくない」と説明した。

深セン市柔宇科技有限公司も最新の製品を披露した。世界初のたためる柔らかいディスプレーの攜帯電話「フレックスパイ」だ。同社の擔(dān)當(dāng)者?劉韻雅氏の説明によると、この攜帯は折りたたんでポケットに入れることができ、広げればタブレットコンピューターになり、大畫面と攜帯性との長年にわたる矛盾を解決した製品だ。同公司はこの製品のためにオペレーティングシステム「WaterOS」も開発し、大畫面の時、さまざまな角度で折りたたんで使用する時など、アプリケーションはそのときの畫面の狀態(tài)に合わせて自動的にサイズを切り替えるという。

以上の畫期的製品のほかにも、今回は人工知能（AI）、モノのインターネット（IoT）、5G、ドローン、ブロックチェーン、仮想現(xiàn)実（VR）/拡張現(xiàn)実（AR）などハイテク分野の展示品が目白押しで、全部見るのには相當(dāng)な時間がかかる。今回は米國、韓國、歐州連合（EU）など41ヶ國?地域?國際機(jī)関の企業(yè)3356社が1萬點を超える出展を行った。出展國の數(shù)は過去最多だという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月15日