貿(mào)易相手では、中國と主要輸出入相手國間の貿(mào)易データが改善され、今年１～８月、中國とＥＵ、日本など貿(mào)易パートナー間の輸出入は成長傾向が見られた。中國とＥＵ各國、「一帯一路」（「シルクロード経済ベルト」と「２１世紀海のシルクロード」）沿いの國々との間で良好な協(xié)力が見込まれることを踏まえ、中國は上記の國々との２國間貿(mào)易をベースに、インフラ建設(shè)、國際金融、企業(yè)投資、科學技術(shù)革新などの面で協(xié)力を深めている。次第に上向きつつある貿(mào)易データのほかにも、この狀況が各國にとって多くの雇用機會をもたらすことになるかもしれない。
輸出を見てみると、大幅変動と減少の時期を経て、３カ月連続で輸出額減少幅が縮まりつつある（６月は４.８％減、７月は４.４％減、８月は２.８％減）。これは主要貿(mào)易パートナーの外需が増加したおかげもあるが、その一方で、中國政府が推進する供給側(cè)（サプライサイド）構(gòu)造改革がひとまず効果をあげ始めたことも示している。
大量の立ち遅れた生産能力の淘汰と國有企業(yè)改革の推進にともなって、中國の製造業(yè)は絶えず自身を調(diào)整し向上させている。さらに、中國は革新を経済発展戦略におけるより重要な位置に置いており、新たな成長原動力がもたらす産業(yè)グレードアップが軽視できないと同時に、今後數(shù)年間にわたって中國の経済構(gòu)造配置に影響を及ぼし、これを改善するだろう。現(xiàn)在中國では、クロスボーダー電子商取引、市場仕入れ取引、貿(mào)易総合サービス企業(yè)など新しい商業(yè)モデルが急速に発展してきている。例えば、杭州にある中國電子商取引の巨頭、アリババグループはＧ２０サミット會期中、國內(nèi)外のメディアから注目された。さらに多くの政策的支援措置が実施されれば、新しい商業(yè)モデルが輸出入成長の新たな原動力になる見込みがある。
世界的に見ると、Ｇ２０杭州サミットにおいて、世界の主要経済體が貿(mào)易促進の面で合意に達した。これに続いて、各國は保護貿(mào)易主義を適度に減らし、國際貿(mào)易を再び振興する一連の措置を取るだろう。今年のＧ２０サミットの議長國である中國も、世界経済回復に貢獻する意向があり、またその能力もあることを?qū)g際の行動で実証した。
「北京週報日本語版」2016年9月14日
