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中國人民銀行、二次元コード決済を初めて正式認可
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· 2016-08-05 |
タグ: 中國人民銀行;二次元;経済 | ![]() 印刷 |
中央銀行は2014年3月、アリババグループのオンライン決済部門アリペイ(支付寶)と騰訊控股(テンセント?ホールディングス) に書簡を送り、各社が発行しているバーチャクレジットカード(オンライン決済専用クレジットカード)による決済処理を停止するよう通達した。同時に、二次元コード決済サービスも停止するよう求めた。中央銀行が當時出した書簡では、「オフライン二次元コード決済は、従來の決済端末による業(yè)務方式を打破する方法であり、それに伴うリスクのレベルは、顧客情報と資金の安全と直接関わってくる」と指摘されている。二次元コードを決済分野に運用する関連技術や端末の安全技術は、現(xiàn)時點でまだ明確ではない。オンライン決済時の認証方式をめぐる安全性には、今もなお疑問が殘り、決済業(yè)務に隠れたリスクが存在することは否定できない。
中央銀行は當時、二次元コード決済を停止するという立場を明らかにしたものの、二次元コード決済が本當に鳴りを潛めてしまった訳ではない。2014年末、技術面での改善によって、一部銀行と第三者決済機関は、二次元コード決済の研究に取り組み始めた。アリペイと微信決済(WeChat Payment)がここ數(shù)年普及するにつれ、二次元コードは國民に広く受け入れられるようになった。今では、街頭で果物を売る屋臺でも、二次元コード決済ができるようになった。
二次元コード決済市場が日ごとに成熟するにつれ、監(jiān)督管理部門も立ち遅れた點を放置している訳にはいかなくなった。中央銀行決算司は7月26日、中國支付清算協(xié)會と中國銀聯(lián)に文書を送り、バーコード決済に対する監(jiān)督管理の原則と要求について告知した。
同文書によると、オフラインバーコード決済は、參入條件が厳しくない、便利でスピーディなどの特徴を備えており、従來のPOSシステムによる決済業(yè)務のコストに敏感な小規(guī)模小売店にとって、日常的な少額取引に利用する上で極めて便利であり、従來のオフライン銀行カード決済取引を効果的に補うことができる。このため、消費者の個人情報と資金の安全を確保するために、バーコード決済業(yè)務を?qū)g際に行う上では、商業(yè)銀行であれ支払機関であれ、銀行口座アカウントであれ支払アカウントであれ、取引認証安全ランクや統(tǒng)一的に定められた取引限度額に依拠して、リスクコントロールと安全管理を?qū)g施しなければならない。
中央銀行は、中國支払清算協(xié)會に対し、事前準備作業(yè)をベースに、條件に基づき、銀行カード決済機関、主要商業(yè)銀行、決済機関と共同で、バーコード決済業(yè)技術基準?業(yè)務規(guī)範を制定?発表するよう求めている。また、個人信用情報の保護、資金の安全、暗號化措置、微妙な情報の保管など各項目をめぐり、明確な要求を打ち出した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月4日
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