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鐘南山氏、新型コロナに関する12の最新の判斷と提案
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· 2020-04-13 · ソース:人民網 |
タグ: 新型肺炎;感染対策;文化 | ![]() 印刷 |
◆ワクチンはすぐできることはない
真の感染終息に向けワクチンが非常に重要になる。各國が現在、最速のペースで研究開発を進めている。しかし私はワクチンが3、4カ月でできるとは思わない。またSARS対策の経験によると、その中間宿主を取り除くことでも感染拡大を防止できる。現段階ではまだ新型コロナウイルスの感染経路がどうなっているか分かっていないが、分かった後の遮斷も重要だ。
ワクチンだけに期待し、その他の方法を無視するならば消極的だ。しかもワクチンができてからすぐに完璧なものになるわけがない。感染しやすい人は接種を受けてもよいが、全員が受ける必要はない。
◆集団免疫は最も消極的な手段
感染対策の最も消極的な手段は、いわゆる集団免疫だ。これは百年以上前の考えで、當時の人類には他の方法がなくウイルス感染を放任するしかなかった。感染後に生き殘った人が自ずと抗體を獲得する。現在再びこの手段で新型コロナに対応するならば、私は賛成できない。
◆中國の感染対策、最も共有すべき経験は実行力
中國は感染癥との戦いで、主に次の措置を講じた。(1)流行中の地域を封鎖し、感染を遮斷する。(2)末端の集団対策?治療、すなわち共同感染対策。現在の感染対策の中心も2つで、距離を置くこととマスクの著用だ。
そのため最も共有できる経験は実行力だ。醫療水準及び技術力が中國を大きく上回る國は多いが、感染癥に対して為す術を失っているのは心の備えがなく、斷固とした措置を講じなかったためで、これにより多くの醫療従事者が感染した。この防御ラインが突破されれば、コントロールを失いやすい。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年4月13日
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